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わたくしには、そこにいるだけで心安らぐ場所が何か所かある。
大阪だと大阪駅前ビル。
第1ビルから第4ビルまであって、わたくしが心安らぐのは各駅前ビルの地下1階と地下2階。
大阪の人はご存じだと思うけれども、駅前ビルの地下には多数の飲食がが入居している。
そして、そのほとんどが昭和の時代から時間が止まったまま、といったお店なのである。
であるからして、お客さんは昭和の時代からサラリーマンのオジサンやオジイサンが中心。
20代のサラリーマンなんかもいるにはいるが、駅前ビルの主役はなんて言ってもショーワのオジサン (/・ω・)/、なのである。
東京だと新橋駅前のニュー新橋ビルや、今回ご紹介する有楽町駅前の交通会館。
交通会館は、正式には「東京交通会館」というらしいが、フツーは交通会館。
千代田区観光協会(そんな協会があるの!!( ゚Д゚))によると交通会館は、
「東京交通会館は、日本各地のアンテナショップが揃う施設です。様々なカテゴリーの店舗が出店しており、多くの「アンテナショップ」があることで知られています。各店舗では、日本各地の名産品を揃えています。」
ということらしい。
確かに多数のアンテナショップがテナントとして入っている。
が、しかし、交通会館といったら、ショーワの時代の飲食店にショーワのオジサンが集う、ショーワのオジサンのサンクチュアリ\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
そして、正真正銘のショーワのオジサンであるわたくしも、花の蜜に群がるミツバチのように(断じて、誘蛾灯に群がる蛾、などではない)お昼時に有楽町界隈にいると、お昼ごはんを食べるために交通会館に吸い寄せられるようにして足が向いてしまうのである。
交通会館の地下1階には数多くの飲食店が入っているが、そのなかでもダントツの人気を誇るのが今回ご紹介するとんかつのあけぼの、である。
とにかく昼時のあけぼのの前のお客さんの行列は途切れることがない。
あけぼの=お客さんの行列、なのである。
この方程式の「=」はかならず「=」であって、「≒」となることは、ない。
行列に並ぶお客さんはショーワのオジサンの含有率が高いが、若い女性などもおり、老若男女バランスがとれている。
今回、開店時間の午前11時を5分ほど過ぎてお店に到着したのであるが、すでにカウンター席は満員で、店内にある待ち客用の椅子にも先客1名が待機している状態であった。
わたくし、店の外に並び始めたのであるが、並び始めて5分もしないうちに、わたくしの後ろにさらに5人、6人とお客さんが並び始めるのである。
お店はカウンターの11席だけで、注文すると目の前で調理が始まる。
人気のツートップはかつ丼ととんかつ定食で、どちらも1000円。
それぞれグレードアップした上かつ丼と中とんかつ定食なんてのもあって、それぞれ1400円。
そう、とんかつ定食のグレードアップ版は上とんかつ定食ではなく、なぜか中とんかつ定食なのである。
さて、並び始めて10分ほどでわたくしもグレードアップをして、店内の椅子に座ることができる地位になった。
さらに15分ほど待ってカウンター席に座ることができる地位にまで上り詰めた\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
時間はかかるが年功序列的システムなので安心できる(*´ω`)。
これが能力主義なんてことになると後から並び始めたお客さんに抜かれたりして( ゚Д゚)、おちおち行列に並んでいられない。
さて、この日わたくしが注文したのはとんかつ定食。
目のまえで、わたくしのとんかつ♡、わたくしのサラダ♡、わたくしのご飯とお味噌汁♡が調理され、お皿やお椀に盛り付けられる。
カウンター席でのみ感じることができるライブ感\(゜ロ\)(/ロ゜)/、である。
並び始めてからはや30分。
ここまでの道のりは遠かったが、とうとうわがとんかつ定食に相まみえるときが来た。
揚げたのとんかつ、文句なしにウマい\(゜ロ\)(/ロ゜)/
アツアツのご飯と味噌汁もイイ感じ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
脇を固めるサラダと香の物もナイスアシスト\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あけぼののとんかつ定食、付け入るスキなし( ゚Д゚)
有楽町の交通会館にあけぼの、あり。
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