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クリニックの収支の特徴

 

クリニックの支出の特徴は、支出全体に占める固定費の割合が高いということです。

病医院の支出には、薬品費、診療材料費といった変動費と、テナント賃料、スタッフの人件費、水道光熱費、医療機器のリース料といった固定費に分類できます。

支出全体に占める固定費の割合が高くなるのは、クリニックより病院で、郊外よりもテナント賃料が高くなる都市部で開業する場合において顕著になります。

 

このようにクリニックは「固定費型」と呼ばれる支出構造を有しているため、一般的には損益分岐点が高くなります。

したがって、特に開業当初は患者の数も少なく、固定費以上の収益が獲得できないことが多いため、運転資金の減少が早くなります。

開業にあたっては、収益が損益分岐点を超えるまでの運転資金を準備しないとクリニックの経営が行き詰まります。

 

このため、開業当初は、①固定費をできるだけ抑制しておく、②事業計画において収入予測を厳しくして十分な運転資金を確保しておくこと、が非常に重要になります。

具体的には、①使用する医療機器・備品を絞り込む、②医療機器は買取りではなくリースを利用する、③備品等は場合によっては自費で購入する、④スタッフの採用は最低限に抑える、といったことが必要となります。

 

一方で固定費型のもう一つの特徴は、収益が一旦損益分岐点を超えると、大きく儲かるというということです。

集患の伸びに応じて増加する変動費が少ないため、経営が軌道に乗るとクリニックの経営は高い収益を維持しながら安定します。

したがって、クリニック経営を成功させる秘訣は、損益分岐点を超える収益を早期に実現することとと、その間の運転資金を確保すること、にあります。

 

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