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遅刻・早退・欠勤が多いスタッフへの対応

 

特定のスタッフに遅刻・早退・欠勤が多いと、他のスタッフにそのしわ寄せがいき、業務にも支障が生じます。

問題を放置すると他のスタッフが不公平感を持つなど、さらに業務に支障が生じることになります。

 

事実確認

体調不良を理由とする場合は必要に応じて診断書を提出させるようにします。

また、葬儀等を理由とする場合は会葬礼状等を確認します。

 

注意・指導

正当な理由なく遅刻等を行うスタッフには注意・指導を行います。

注意・指導は、まず口頭で行い、改善されない場合は書面で行い記録を残します。

 

成績評価

遅刻等を踏まえた勤務成績の評価を行います。

 

懲戒処分、普通解雇の検討

問題スタッフの行動で院内の秩序が阻害されていると判断できる場合は、順次、懲戒処分を行います。

さらに、就業規則の解雇事由「職務遂行能力が著しく劣る」に該当すると判断できる場合は、普通解雇を検討します。

 

通勤手当を過剰請求するスタッフへの対応

 

スタッフからの通勤手当の過剰請求については、その原因がスタッフの過失によるものなのか、故意によるものなのかで対応が変わります。

 

過失や諸手続きを怠った結果、過剰請求となった場合

口頭で注意の上、スタッフから過払金額を返還させるようにします。

 

故意に過剰請求をしていたことが判明した場合

不正の期間・金額を考慮し、悪質な場合は過払金額を返金させた上で懲戒処分を検討するようにします。

過剰(不正)請求を防止するためには次のような対策が有効です。

 

通勤手当等の支給基準の作成

「通勤経路中、クリニックが認める最も安価な経路」といった支給基準を予め作成しておきます。

 

定期券等の現物の確認

予めスタッフに告知した上で、使用済み定期券等の現物を確認するようにします。

 

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