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3つの個人信用情報機関
信用情報機関とは、個人の信用情報を、加盟する銀行、クレジット会社・ローン会社から収集・管理し、加盟会社からの照会に応じて情報提供を行なう機関です。
この信用情報機関には、「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「株式会社日本信用情報機構(JICC)」の3つがあります。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
全国銀行個人信用情報センターは、一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関です。
ローンやクレジットカード等に関する個人信用情報を登録し、会員における与信取引上の判断のための参考資料としてこれを提供しています。
センターに加盟できるのは、①銀行または法令によって銀行と同視される金融機関、②政府関係金融機関またはこれに準ずるもの、③信用保証協会法にもとづいて設立された信用保証協会、④個人に関する与信業務を営む法人で上記①又は②の推薦を受けたもの(保証会社等、クレジットカード会社等)となっています。
官報などの事故情報(自己破産等)の保有期間は10年です。
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
割賦販売法に基づく指定信用情報機関にはシー・アイ・シーが指定されています。
シー・アイ・シーが保有する信用情報は、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。
この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されています。
支払状況に関する情報(延滞・保証履行・破産等)は契約期間中および契約終了後5年以内保有されます。
株式会社日本信用情報機構(JICC)
貸金業者系の信用情報機関であり、株式会社テラネットが全国信用情報センター連合会加盟33情報センターから事業承継を受け、商号変更して発足しました。
貸金業の規制等に関する法律に基づく指定信用情報機関には日本信用情報機構が指定されています。
入金日、入金予定日、残高金額、完済日、延滞等の返済に関する情報は、契約期間中および契約終了後5年以内保有されます。
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