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今回は、モンスターペイシェントの問題について、病医院で事前に行うことができる対策をご紹介します。
事前の対策
モンスターペイシェントについては、医療機関で予め次のような安全確保体制に取り組む必要があります。
- 安全管理に対する病院の方針のあり方を明確化し、病院全体で取り組むべき課題として位置付ける
- 安全管理体制整備に係る経費について検討する
予防:暴力事件、乳幼児連れ去り事件発生のリスクを低減する
- 安全管理に関する職員の意識を高める
- 出入・動線を工夫する
- 防犯設備(防犯カメラ・電子ロック等)・システムの拡充を可能な範囲で行う
- 警備員の配置の充実と病職員との連携の促進を図る
- 暴力等を起こす患者・家族への対応を検討する
- 乳幼児の両親の意識醸成を行う(乳幼児連れ去り防止対策として)
- その他(環境改善・人員配置等)
安全管理対策マニュアルの整備と職員教育の実施
- 安全管理対策マニュアルの整備と定期的な改訂を行う
- 職員教育の充実を図る
(平成18年9月25日医政総発第0925001号 「医療機関における安全管理体制について(院内で発生する乳幼児の連れ去りや盗難等の被害及び職員への暴力被害への取り組みに関して)」について)
その他の病医院の法律問題は
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