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【壷屋弁当部 稲荷寿し】

2015年1月24日 阪神百貨店・8階催事場で購入(540円)

 

京王百貨店や阪神百貨店の駅弁祭の盛況からは信じがたいが、駅弁業界は苦境に立たされている。

大阪駅で駅弁を販売していた水了軒は2010年に事業停止に追い込まれた。

 

博多駅の寿軒、水戸駅の鈴木屋なども同年に廃業した。

高松駅弁は解散が決まって、岡山の三好野本店が事業を承継することに決まった。

 

こうした駅弁業界の苦境は理由があってのことだと思う。

多くの駅弁はコストパフォーマンスが悪い。

 

駅弁はたいてい1,000円以上するが、この値段なら温かくて旨いものがいくらでも食べれる。

もちろんコンビニでお弁当を買っても1,000円出せばビールも買える。

 

特徴のある駅弁も多く、残念ながらコンビニ弁当と差別化が図れていない。

ところが、今回の稲荷寿しは値段が540円。

 

 

 

内容が稲荷寿しなので当たり前とも思えるが、やはりこの値段は目を引く。

売場では、この駅弁を求める人の行列が絶えなかった。

 

中身は、大ぶりな稲荷寿しが7つとパックに入った紅ショウガが付き。

稲荷寿しは関東風の俵型。味も甘辛くてウマい。

 

豊川稲荷が描かれた掛け紙もセンスが良く、この駅弁なら売れそう。

 

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