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【NRE大増 夕刊フジおつまみ弁当】
2015年1月22日 東京駅・駅弁屋祭で購入(1100円)
どうしても手に入れたいと思い続けていたのに、実際に手にするとガッカリ、といったことがある。
それが今回の駅弁。
以前から夕刊フジの掛け紙を使った駅弁は見たことがあった。
東京駅の駅弁屋祭を始め、大宮駅などでも数回見かけたが、巡り合わせが悪くて買えなかった。
今回は駅弁屋祭で最後の一つが残っていたので、迷わず購入することにした。
自分の場合、駅弁は何より酒の肴が充実していることが重要である。
したがって牛肉ど真ん中系の駅弁はまず購入しない。
今回の駅弁は堂々「おつまみ」弁当と言っているので期待が高まる。
掛け紙を外すと中はおつまみとご飯ものの二段重になっている。
ところが、ご飯ものが入っているお重の何と半分のスペースがおしぼり入れ。
こんな上げ底まがいの駅弁は近頃みたことがない。
外から中がのぞかれないことを幸いに、堂々と水平方向に上げ底を展開している。
それでは、おつまみ。
エビフリッター、なんこつ入甘辛ぼんじり、合鴨スモーク、笹かまぼこ、鶏つくね串、椎茸肉詰揚げ、玉子焼き、ひじき煮、こんにゃく・蓮根・人参・里芋・ふきの煮物、わらび餅。
どれも量が少なく、酒の肴としては不十分。
何より、他のおつまみと比べても大きな存在感を発揮しているのが「わらび餅」。
わらび餅で酒が飲めるのか。
結局、期待した割にヒジョーに残念な駅弁。
唯一の収穫は付属の箸。
プラスチックから木の部分を引き出すと立派なお箸に変身。
できればこのお箸にかけた情熱を駅弁の中身に注いて欲しかった。
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