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【三好野本店 ハローキティのえびめし】
2014年8月6日 岡山駅・新幹線改札内駅弁当売り場で購入(1100円)
駅弁はその土地の名産を詰め合わせることで、コンビニ弁当より高い価格設定が許される。
どこでも食べられる食材ばかり入っているのであれば、何も割高な駅弁を購入する理由はない。
そして、地元の名産を使用するのと並んで、パッケージを工夫することも重要。
掛け紙や容器の形状を工夫することで、客の目を楽しませて財布のひもを緩める作戦である。
この容器の工夫の一つに、持ち帰って再利用できる入れ物を使用するというものがある。
古くは横川の峠の釜めしに使用される陶器の釜。
最近では兵庫の淡路屋の新幹線を模した陶器の入れ物など。
もっとも、こうした陶器の入れ物は持ち帰っても実際に再利用されることはまず、ない。
家で釜飯を食べることはめったにない(自分の場合は皆無)。
仮に釜飯を作っても、わざわざ駅弁の容器に詰め替えたりしない。
したがって、この手の陶器製容器は、ほぼ100%の確率で台所の肥やしと成り果てる。
キャラクターがデザインされた入れ物の再利用率は、格段に高くなる。
わが家でも、秋田新幹線の車内で購入したE6系の形をした駅弁の入れ物が再利用されている。
今回のキティを模した駅弁の容器も、再利用できるようにしっかりと作られている。
ただ、この手の駅弁、代金の少なくない部分が容器制作費用に充てられる。
相対的に駅弁の内容が貧弱となる。
多くは貧弱なお子様ランチといった内容。
大人が移動中に車内で食べるというよりは、土産に持ち帰り子供が食べるほうがよい。
エビフライ、鶏唐揚、肉団子、錦糸玉子、かまぼこ、えびめし(えび、玉ねぎ入)。
まさにお子様ランチ的な内容である。
自宅に持ち帰り子どもに食べさせると、おいしそうに食べていた。
ごちそうさまでした。
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