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より藤 鮎屋三代

2025年1月 八代駅前・より藤で購入(1550円)

 

 

九州新幹線の新八代駅で肥薩線に乗り換え、一駅目が八代駅である。

恥ずかしながら、我が人生 初 八代駅 (/・ω・)/ である。

なぜ初・八代駅が恥ずかしいのか、わたくし自身もよく分からない。

きっと、わたくしの歳になると、何をするにせよ「初」は恥ずかしいのである。

 

八代駅前は駅に車で通う人が利用すると思われる駐車場で、特に何があるわけではない地方のローカル線によくみられる風景がひろがる。

その駅前ロータリーに面して鮎屋三代を販売するより藤がある。

 

 

お店を遠目に見ると、店内の電気が消えており営業をしていないように見える。

それでもせっかく八代駅まで来たのだからと入口に近づくと「営業中」の札がぶら下がっている。

営業中の札以外にも「手動→横開き」、「d払い」、「ご用の方はお電話ください」、色々な札や張り紙がガラス越しに見て取れる。

 

 

わたくし、鮎屋三代を購入しようと思う「ご用の方」なので「お電話」をさせていただくと、女性がすぐに店内に降りてきてくれた。

おそらく2階部分が自宅になっていて、ご用の方から電話がかかるたびにお店に出て接客にあたるのであろう。

わたくし、手動・横開きのドアを開けて店内に入る。

店内には化粧箱に入れられた鮎の甘露煮などが所狭しと並べられている。

より藤のホームページで確認すると、お店は鮎と鰻の専門店で、鰻の蒲焼鮎の甘露煮、昆布巻きといったものを手広く商いされているようである。

件の女性は要領よく折に鮎の骨で炊いた飯を詰め、その上に鮎の甘露煮、玉子焼、れんこん、しいたけの煮物、香の物を詰めて掛け紙をかけてくれた。

鮎屋三代の出来上がりである。

 

 

このあと、仕事を終えて八代市役所近くの居酒屋で1時間ほど一人で飲んだ。

地元の名物を色々と食べて、居酒屋を出るころにはお腹いっぱいになっていたのだが、駅弁は別腹、である。

ホテルに戻り、予め買い求めていた芋焼酎と一緒に鮎屋三代を食する。

やはり鮎屋三代はご飯というより酒の肴である。

 

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