ブログ

今回訪問した南自由軒の最寄り駅は、大阪メトロの堺筋線と御堂筋線が交差する動物園前駅である。

動物園前の動物園とは、もよりの天王寺動物園のことである。

わたくしが若かりしころはこの辺りを徘徊するには相当な勇気を要した。

天王寺動物園の周りには動物園で飼育されている動物の数より多いオジサンが路上に寝ており、寒くなるとオジサンたちが暖をとるためにドラム缶で火を炊く風景は冬の風物詩であった。

隣のジャンジャン横丁にはじゃりン子チエの父テツみたいなオジサンがうろうろしており、目が合うととんでもないことになるので、この辺りを歩くときはいつもに下を向いて歩いたものである。

それから幾星霜。

テツみたいなオジサンは街からいなくなり、ジャンジャン横丁にはインバウンドの観光客があふれ、通天閣の入口にはいつ行っても観光客の長蛇の列ができるようになった。

わたくしのような昔の動物園前やジャンジャン横丁を知る者にとっては現在の浮かれポンチ的風景は少しばかり寂しいものである(/ω\)

それでもジャンジャン横丁からあびこ筋を越えて少し南に下がった動物園前商店街界隈では、今でもわたくしの知るむかしの動物園前やジャンジャン横丁の雰囲気が少しばかり残されている。

この辺りまでくるとインバウンドの観光客の姿はほとんどなく、生粋ジモピーのオッチャンやオバチャンが元気よく歩き回っている(/・ω・)/

南自由軒は、そんな動物園前一番商店街を北から入って50メートル進んだあたりにある。

入口の上には大衆洋食堂と書かれた扁額が掲げられ、南自由軒と白抜きにされた暖簾がかかる。

入ると右側にL字型のカウンターが奥に延び、」左側には2人掛けのテーブルがいくつか。

この日、開店早々にお店に入ったので先客はおらず、わたくしが口開けの客となった。

カウンター席に座り、古びたメニューをみると、「名物」として「牛肉オムライス」が写真入りで紹介されている。

セットメニューのところには、牛肉オムライス和牛煮込みハンバーグ、日南もち豚のとんかつ、エビフライの組み合わせ紹介されている。

牛肉オムライスは単品でも頼めるのであるが、やはりここはセットメニューであろう。

ハンバーグ、とんかつ、エビフライ、どれも好物ばかりでなかなか一つに絞れない。

しかたがないので、迷ったらメニューの一番上!ヾ(≧▽≦)ノという格言に従って牛肉オムライス和牛煮込みハンバーグを注文する。

牛肉が入ったオムライス和牛を使ったハンバーグが付いてお値段1020円。

ギュウ&ギュウ♡🐄なのにかなり良心的なお値段である(*’▽’)

注文して待つこと10分、わがギュウ&ギュウ♡🐄が運ばれてきた。

 

 

オムライスは洋食屋によくあるような 表面ツルン!!(*’▽’) タイプではなく、家庭的なゴワゴワン!!( ̄▽ ̄) タイプである。

ソースは酸味が効いたデミグラス

添えられた3粒のグリーンピースが泣かせる(T_T)/~~~

食べると想定以上の牛肉の含有量( ゚Д゚)

お味の方は申し分ナッシング!!である。

ハンバーグは、やはりそうだったのか・・・・(/ω\)、という大きさではあるが、お味の方はこちらも申し分ナッシング!!である。

こんなおいしいものが1020円で食べれるなんてマイッチング♡(*´▽`*) である。

 

このほかのB級グルメブログは

👉B級グルメ

オールワンへの
お問い合わせ・ご相談予約