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わたくしは関西出身なので、お好み焼きといえば大阪の「まぜ焼」一択の少年時代を送っていた。

後年、お好み焼きには大阪のまぜ焼だけではなく、広島風のお好み焼きがあることを知るに至った。

わたくしが学生のころは、お好み焼き=大阪のまぜ焼 ( ̄▽ ̄)であり、広島風お好み焼き=マイナーな日陰の存在(T_T) というものが広島以外の全国共通認識であったといってよい。

もっとも、広島風お好み焼き=マイナーな日陰、との認識はとうぜんながら広島県外のものであり、広島ではお好み焼きといえばキャベツたっぷしの広島県外でいうところの広島風お好み焼きを、単に「お好み焼き」と呼ぶのである。

したがって県外の者が広島者の前で「広島風お好み焼き」などと呼ぼうものなら、「お好み焼きいうたらこれジャキ」、「広島風ってなんね???」(-_-メ) などと凄まれたりしたのである。

わたくし、お好み焼きはお腹にたまるので(したがって、酒がマズくなるので)滅多に口にしないが、年をとるにつれてキャベツたっぷし軽めの広島風お好み焼きを好ましく思うようになってきた。

 

今回行ってきたのは、広島駅前にあるお好み焼き店多数の駅前ひろばに入る電光石火というお店。

名前のおおり飛ぶ鳥を落とし勢いのあるお好み焼きチェーンのお店で、ホームページで調べてみると北は北海道から地元の広島まで6都道県に店舗展開している( ゚Д゚)

わたくしも東京駅の八重洲地下街でお店を見かけたことがあったが、これまでは行ったことはない。

広島ではこれまでみっちゃん総本店八昌などといった有名店には何度か足を運んだことがあるのだが、正直言ってウマいというお好み焼きには出会ったことがなかった。

広島のお客さんにこのことを話すと、「お好み焼きは「お店」というより「焼き手」が大事じゃからお店で選んだらいかんよ」などといわれ、なるほどと深く首肯したものである。

深く首肯したのであるが、年に数回しか広島に行かないわたくしにとってどのお店に名人級の焼き手がいるかなど分かるはずもなく、最近広島に出張してもお好み焼き屋はスルーしてばかりいた。

 

このまま広島のお好み焼きを食べないままの人生を送ろうとしていたのであるが、今回の広島行きは出張ではなく、豚児同行の旅行であり、この豚児が強くお好み焼き摂取を希望したため、節を折ってお好み焼き屋訪問となった次第である。

広島駅の近くで多数のお好み焼き屋が入る駅前ひろばという雑居ビルに足を運んだのであるが、昼間だというのに営業していない店や、開店していてもお客さんがいない店もあり、照明が暗いこともあって活気がない(/ω\)

いつもお客さんで満席の広島駅ekieにあるみっちゃん総本店などと比べると寂しい限り(/ω\)なのである。

電光石火はさすがにお客さんが入っていたが、バカップル一組、出張らしいリーマンのオジサン一人だけであり、こちらもいつも混みあっている八重洲口の系列店と比べると寂しい限り(/ω\)である。

 

 

それでも、注文したお店の名前と同じ電光石火は、見事なまでの立体的なフォルム( ゚Д゚)の上に、富士のしらゆきを彷彿とさせるネギマウンテン( ゚Д゚)をあしらい、お味の方もべリグ(*’▽’)であった。

 

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