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かつカレーはどこで生まれたのか? (-_-)

諸説あるなか、ウイキによれば、

東京市浅草区浅草(現・台東区浅草)の洋食屋台「河金」が豚カツを載せた丼飯にカレーを掛けて「河金丼」と称して1918年に提供したという洋食屋台「河金」説

東京都新宿区新宿に1921年(大正10年)創業した洋食店「王ろじ」にて生まれたとする洋食店「王ろじ」説

東京都中央区銀座の洋食店「銀座スイス」で1948年(昭和23年)に考案されたという洋食店「銀座スイス」説

が有力らしい。

このうち銀座スイスは近くにあったドムドムハンバーガーとコラボハンバーガーを発売するなど、現在も営業をしていることもあり、その知名度ではほかの2店と比べて頭一つ抜きんでているような気がする。

 

これらはすべて東京のお店であるが、大阪にも元祖カツカレーを名乗るお店がある。

南海のなんば駅から西に5分ほど歩いたところにある元祖とんかつカレーカツヤ、がそのお店である。

お店が入るのは雑居ビルの2階。

店内はテーブルが雑然と配置され、一見するととんかつカレー発祥のお店といった風格はない。

昼時だったので行列覚悟でお店に向かったのであるが、すんなりとテーブル席に座ることができた。

メニューにはカレーが17種類ほど紹介されているが、一番目立つ左上には

とんかつカレーA(ロース肉)・・・1200円

★当店おすすめ!とんかつカレーB(上ロース肉)・・1500円

とんかつカレーC(ヘレ肉)・・・・1800円

さらにメニューには、

A、B、C の違いは品質です。ソースも使い分けしてます!

と書かれている。

 

 

鰻屋なんかだと、値段の違いは鰻の量の違いであることが多いのだが、元祖とんかつカレーのお店では肉の種類だけではなく、「品質」「ソース」の違いがお値段に反映されているようである。

ただ、多くのお客さんが★当店おすすめ!とんかつカレーB(上ロース肉)を注文していたので、わたくしも右にならえで★当店おすすめ!とんかつカレーB(上ロース肉)を注文する。

 

以前、水野真紀の魔法のレストランでこちらのお店のカレーの仕込みを紹介していたのだが、仕込みは毎日でなく月に1回、玉ネギ、ニンジン、セロリなど400キロの野菜を5時間煮込む。

そして、ここからが驚きなのだが、その煮込んだ野菜を鍋から出して一斗缶に移し、そこから2年間熟成させるというのである( ゚Д゚)

2年である、2年・・・・・

というわけで、わたくしがこの日いただいた★当店おすすめ!とんかつカレーB(上ロース肉)は2年前に仕込まれたルーが使用されたチョー熟成カレーなのである( ゚Д゚)

 

 

そうしたことを知って食べると、カレーのルーにコクがあるような・・・・・(-_-)

目隠しして食べたらグリコの熟カレーと区別できるのか?と聞かれると心もとない限りであるが、たしかにカレーのルーに2年分のコクがあるような・・・・・(-_-)

 

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