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めん房たけや たか丸くん弁当
2024年10月 弘前駅・津軽振興会で購入(1080円)
10時50分に秋田駅を出発したリゾートしらかみ3号は、15時36分に川部駅に到着した。
東能代駅についで川部駅でもスイッチバックとなり、ふたたび進行方向がが逆転する。
リゾートしらかみ3号は、秋田駅から東能代駅まで奥羽本線、東能代駅から川部駅までを五能線、そして川部駅から終着の弘前駅までは再び奥羽本線を走る。
川部駅は五能線の終点駅となる。
川部駅から、終着の弘前駅までは15分ほどの行程なので、ほとんどの乗客は座席を反転させずにそのまま乗車しているが、わたくしは律義に座席を反転させて進行方向に向かって座り直すことにした。
そして、15時50分、リゾートしらかみ3号は終着の弘前駅に到着した。
秋田駅から4時間の行程。
今回はあいにくの天気で、道中ずっと雨が降っていたが、列車から眺める雨の白神山地や日本海もこれはこれでいいものだった。
弘前駅で列車から駅のホームに降りると空気が冷たい。
青森は秋ではなく、すでに初冬🥶である。
今夜のホテルは青森駅前にとってあるので、弘前駅から再び奥羽本線の各駅停車に乗り換えて青森駅に向かわなければならない。
各駅停車の出発まで30分ほどあるので、弘前駅で今回のリゾートしらかみの旅の3食目になる駅弁を仕入れることにする。
弘前駅の駅弁については、事前にネットで調べてみたのだが、現在駅弁が販売されているのかよく分からなかったのだ。
なにせ駅弁は衰退産業なので、数年前に弘前駅で駅弁が販売されていたことがネットで確認できても、現在でも販売されている保証はない。
改札内にはお店らしきものがないので、一旦改札を出てみると、土産物を販売しているお店が見つかった。
よく見ると入口の上に掲げられた幕に「りんご」「てづくり 厳選素材 お弁当」と書かれているではないか。
やった、駅弁発見!\(゜ロ\)(/ロ゜)/ である。
こちらのお店では、津軽振興会が調製する津軽のお弁当「つがる弁」が販売されている。
店先には、津軽こんこん弁当、津軽のお弁当お魚だらけ、たか丸くん弁当など数種類の駅弁が並べられていた。
どの駅弁を買おうかとわたくしが無言で駅弁の前に立ち尽くしていると、それを見かねたおばさんが、たか丸くん弁当はあと一つですよとわたくしの背中を押してくれたのである。
たか丸くん弁当、購入決定である。
弘前駅で求めた駅弁は今夜の夜食にするつもりなので、駅弁を入れたビニール袋をぶらさげて青森駅に向かう各駅停車に乗車する。
夕方ということもあって通勤通学の乗客で各駅停車はそれなりに混みあっている。
新青森駅からは新幹線から乗り継ぎの乗客も乗ってきて、ローカル線では珍しい混雑ぶり。
ただ、乗客のほとんどは次の青森駅で下車してしまう。
明日に備えて青森駅でも駅弁を探してみる。
改札口のすぐそばにあるセブンイレブンで聞いてみると、駅弁を販売しているのはこの店だけだが、本日の分はすでに完売しているとのことであった。
というわけで、この日の駅弁はこれにて終了。
ホテルに移動して弘前で買い求めたたか丸くん弁当とご対面である。
なかなか豪勢な内容である。
津軽振興会のホームページによると、たか丸くん弁当は、
「人参の子和え、こんにゃくみそなどの津軽料理が入ったご当地弘前のキャラ弁!!」
「子どもからお年寄りまで、見てよし!食べてよし!のお弁当です。」
キャラ弁ということで調べてみると、たか丸くんは「2011年に築城400年を迎える弘前城の弘前城築城400年祭マスコットキャラクターとして誕生した」らしい。
中身の方はといえば、
ご飯 豚ハンバーグ とり味噌焼き 味噌こんにゃく にんじん小和え ポテトサラダ ウインナー 魚肉ソーセージ 玉子焼き エビマヨネーズ ひじき煮物 錦糸卵 レタス
特に特徴のないおかずだが、どれも素朴な味でウマい。
それにしても駅弁に魚肉ソーセージが入っているの初めて見た!
ごちそうさまでした。
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