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花善 とても硬い親鳥の鶏めし
2024年10月 秋田駅・NEWDAYS秋田中央口店で購入(1299円)
8年ぶりの秋田駅、である。
8年前の青森、そして秋田訪問はリゾートしらかみに乗車するため。
リゾートしらかみとは、JR東日本が秋田駅と、青森駅・弘前駅の間を奥羽線、五能線経由で運行する臨時快速列車である。
五能線の沿線には世界遺産の白神山地や風光明媚な日本海などがあり、日本海を望む海側の席は予約が始まると早々に埋まってしまう人気のリゾートトレインである。
8年前は京都駅から東海道新幹線と東北新幹線を乗り継いでで新青森駅に向かい、スーパー白鳥で新青森駅から青森駅まで進み、青森駅からリゾートしらかみに乗車した。
青森駅を出発したリゾートしらかみは、しばらく奥羽本線を走った後、川部駅から五能線に入り4時間かけて秋田駅に到着した。
このときは天候に恵まれ、車窓から日本海に沈む夕日🌞を眺めることができた。
今回は、前回とは逆に、秋田駅から弘前駅に向かうリゾートしらかみ3号に乗車するために秋田駅にやってきた。
リゾートしらかみ3号は、10時50分に秋田駅を出発すると、
11時02分追分駅
11時18分八郎潟駅
11時45分東能代駅(スイッチバックして進行方向が逆転する)
11時59分能代駅(ホームでバスケットボールのイベント モバイルオーダーした駅弁の受取り)
12時36分あきた白神駅
12時42分岩舘駅
13時03分十二湖駅(ブルーの湖水が神秘的な青池の最寄り駅)
13時16分ウェスパ椿山駅(黄金崎不老不死温泉の最寄り駅)
13時31分深浦駅(ここから鰺ヶ沢まで日本海の絶景が続く 深浦はマグロ水揚げ青森で一番)
13時59分千畳敷駅(15分停車 汽笛を3回鳴らして出発時間を教えてくれる)
14時35分鰺ヶ沢駅(ヒラメのづけ丼が名物)
14時49分陸奥森田駅
14時54分木造駅(亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶、通称しゃこちゃんを模した駅舎)
15時02分五所川原駅(お隣に津軽鉄道の津軽五所川原駅)
15時16分陸奥鶴田駅
15時24分板柳駅
15時31分藤崎駅
15時36分川部駅(再びスイッチバック ここから奥羽本線に入る)
と進み、そして、
15時50分に終点の弘前駅到着である。
全行程4時間。車内販売なし。
したがって、車内での飲食物は秋田駅で買っておくか、五能線モバイルオーダー「ごのたび(うけとりっぷ)」を利用して途中の駅で駅弁を受取るように予約しておく必要がある。
わたくし、今回はモバイルオーダーも利用したのであるが、その話は次回のブログでご紹介したい。
今回のブログでは、秋田駅で購入した花善のとても硬い親鳥の鶏めしのご紹介である。
調製元の花善は、関根屋と並ぶ秋田の駅弁二大調製元である。
以前はよく東京駅の駅弁屋祭で、花善の鶏めしや、比内地鶏の鶏めしを買い求めたものである。
今回駅弁を買い求めたNEWDAYS秋田中央口店にも鶏めし、比内地鶏の鶏めしは販売されていたが、駅弁屋祭で見かけたことがなかったとても硬い親鳥の鶏めしを買い求めることにした。
とても硬い親鳥の鶏めしの中身はこんな感じ。
鶏のだしで炊いたご飯の上に玉子そぼろ いんげん かざり麩 柴漬け 鶏肉の甘辛煮 がんもどき 枝豆入り蒲鉾 椎茸煮
ひね鶏の甘辛煮は、容易に咀嚼することができず、確かに「とても硬い」。
が、噛みしめるほどに鶏の旨味が広がり、良い塩梅である。
おかずは素朴な味付け。
五能線の旅のすべり出しにいただくのにふさわしい駅弁である。
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