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カイロ堂 佐賀牛すき焼き弁当

2014年1月22日 阪神百貨店・阪神の有名駅弁とうまいもんまつりで購入(1260円)

 

 

今年も行ってきた「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」。

1月の恒例行事で、東の京王百貨店元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に匹敵する西の一大駅弁イベント。

忘れないよう、年末に新しい手帳を使い始めるときは忘れず日程を記入している。

この日は大阪の豊中で仕事を終えた後、阪神百貨店に向かうことにした。

 

夕方の催事場は仕事帰り、学校帰りの客で込み合っている。

駅弁大会が込み合っているのはあたり前田のクラッカー。

 

 

人ごみに浮足立って目に付いた駅弁を手当たり次第に買う、というのはトーシローである。

こういう時こそ冷静沈着な行動が求められる。

 

せっかくの駅弁大会、ふだんにあまりお目にかかれない人気駅弁を買いたいのは人情である。

しかし、人気駅弁を求めて並ぶ客の行列は人気に比例して長くなり、一つの駅弁を買い求めるのに1時間くらいかかることは珍しくない。

一撃必殺! 狙いの駅弁を一つ買い求めるのなら迷うことなく狙った駅弁の行列の最後に並ぶべき。

 

わたくしの場合、いくつかの駅弁を買い求めたいと考えていた。

その中には今回の大会で一番人気の佐賀牛すき焼き弁当も含まれている。

複数の友人と来場して別々に行列に並べば一番効率がいいのだが望むべくもない。

催事場の中をまわり、行列の長さ、行列が消化されるスピードを観察。

その結果、一番人気の佐賀牛すき焼き弁当、行列は想定より短いことが判明した。

それならばと、本日最初の買い物ということもあり、一番人気の駅弁の行列に並ぶことにする。

 

さすが一番人気、販売ブースの前だけでは行列を消化できず、少し離れた階段付近に並び始めの行列がある。

そして、販売ブース前の行列が解消される都度、係員の誘導で階段付近から販売ブースに適当な数の客が移動するシステムになっている。

階段の行列に並ぶこと15分ほどで、売場付近の行列にステップアップしたが、ああ消化が早いと読んだ一番人気の駅弁の行列、けっきょく50分並ぶことになった( ゚Д゚)

 

わたくしの読み違いの原因は一人の客が注文する駅弁の数。

行列に並んでいる人数はせいぜい30人ほどで、対する販売ブースの中では6人の従業員がわきめも振らずに駅弁の調製にいそしんでいる。

であるにもかかわらず、牛歩のごとく行列が解消しない。

行列の先頭付近に近付くと、一人の客が3つ、4つと複数個の駅弁を注文しているではないか( ゚Д゚)

 

これってラーメン屋の行列に一人だけ並んで、後から友達が3人、4人とやって来きて並んでいる奴に合流するのと同じじゃあないの????

わたくしのように一人で一つの駅弁しか注文しない客にとっては大迷惑な話である。

それでもいらぬトラブルを避けようとしてか、みんな文句を言わずに並んでいる。

それでも見るからに大阪のおばちゃんが一人で10個注文した時には、わたくしの周りから複数の舌打ちが聞こえてきたのである(-_-)

 

 

最後に駅弁の中身はこんな感じ。

ご飯の上に味付けされたJAグループ佐賀管内佐賀牛のすき焼 なます漬物 はじかみ付き

食べてみると、もちろんウマい。

でも駅弁の味より並んだ客の舌打ちだけが思い出に残る駅弁である。

 

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