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四条寺町の南西角に藤井大丸という百貨店がある。

大丸と名が付くが、わたくしの事務所の隣にある大丸京都店とは関係がない。

わたくしが贔屓にしているブランドのショップなどもあるので時々足を運ぶのだが、この藤井大丸の5階に喫茶マドラグ藤井大丸店がある。

 

本店である喫茶マドラグは、地下鉄の烏丸御池駅から二条城に向かって10分ほどの場所にある。

今は閉店した洋食店コロナから受け継いだという極厚のたまご焼を挟んだ「コロナの玉子サンド」などが有名で、連日行列ができる人気店である。

 

藤井大丸店の方は本店ほど混んではいないが、それでも昼時になると入店待ちのお客さんで行列ができる。

この日は行列に並ぶのを避けるために開店時間の10時半過ぎにお店を訪問した。

さすがに行列はなかったけれど、それでもテーブルの半分はすでにお客さんで埋まっていた。

 

 

こちらのお店は大半が女性、それもうら若き女性のお客さんが中心である。

わたくしは男性の司法修習生と連れ立ってお店に向かったのであるが、混みあっていない店内にあってもそれなりに浮いている感じは否めない。

いや、中年男性が二人で連れ立って入る雰囲気のお店ではないから浮いている、のである。

それでも洋食店コロナなき今、コロナ名物の玉子サンドを食べようと思えば本店か藤井大丸店に足を運ぶしかない。

本店は遠いし、行列には並ばないとダメだし、消去法で藤井大丸店となるのである。

 

注文はマドラグランチ。

玉子サンド二つと、昔ながらのナポリタンスパゲッティにサラダとスープが付いて1100円とお得なのである。

 

 

10分ほど待ってマドラグランチが運ばれてきた。

こういうワンプレートをみて婦女子は「ばえる」というのであろう。

相変わらず玉子サンドの玉子焼が厚い。

厚底サンダルをはいてその辺をうろついている婦女子もビックリの厚さ、である。

玉子焼の厚みではない。黄色の羊羹である。

玉子サンドの後ろにひかえるザ・ショーワなナポリタンスパゲッティもいい

 

そしてなにより特筆すべきは、婦女子が集うオサレなマドラグにおいて、マドラグランチは腹パンパン系の異端のワンプレートなのである。

同伴の修習生はその大食いの特技をいかんなく発揮して「洋食グリルアローンのオムライス大」を口中に流し込んでいたのであるが、彼をして「マドラグランチもけっこうボリューミーですねえ」と言わるほどの量である。

若いころは鰻一匹あればどんぶり飯3杯は軽かった、という武勇伝を有するわたくしも、マドラグランチには一目も二目もおいているのである。

 

 

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