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最近、「昼のみ(飲み、呑み)」という言葉がフツーに使われるようになってきた。
その意味合いは、読んで字のごとく、昼から酒を飲むことを指すのである。
さらに言えば、昼から外のお店で飲むことを「昼のみ」というのだろう。
もちろん、家で昼と言わず、朝と言わず、一日中飲んでる人たちはいるけれど、そうした人が昼に家で酒を飲むことをわざわざ「昼のみ」とは言わないだろう。
昼のみという言葉がフツーに使われるようになって、昼に飲み屋に入ることに対する抵抗感や罪悪感が以前に比べてなくなってきた(と思います。わたくしは)。
大阪のミナミなんかを歩いていて、これは、というお店の前を通りかかったら、人目をあまり気にすることなくお店に入れるようになった。
難波の赤垣屋や、梅田の七津屋などは店内の様子が外から見れることもあり、昼のみ初心者でも入りやすいお店の一つだろう。
さて、今回行ってきた焼鳥のヒナタもそうしたお店である。
JR吹田駅の南にある朝日町商店街の中にお店はあり、外から焼場やそれを取り囲むカウンター席、その奥のテーブル席の様子がよく見える。
加えて、焼場から常に焼鳥を焼くいい匂いが外の通行人を直撃する工夫がなされている。
だから、時間があるときに前を通ると、ちょっと焼鳥でもつまんでいっか、となるのである。
わたくしの場合、ひとりなのでカウンター席である。
カウンター席からは焼場がよく見えるので、お店の人が焼鳥を焼いている様子を見ているとひとりでも退屈しない。
ただ、こちらのお店は換気システムに問題があるのか、焼鳥を焼く煙がカウンター席に流れてくるのである。
少しくらいの煙なら気にすることはないけれど、ときに燻されているのではないかというくらい煙に巻かれることもある。
飲み始めはそんな煙も少しばかり気になるが、酔いが深まるにつれて大脳新皮質や嗅覚が鈍化するせいであろうか、煙が全く気にならなくなる。
だからこの店では煙が気にならなくなると、ああ、いま、酔っぱらっているなぁ、と自覚できるのである。
この日もタレでもも、きも、ぼんじりを、塩で、ずり、なんこつ、手羽先などをいただき、その合間にハイボールや黒霧島の水割りなんかを飲んだのでお店を出るころには煙が全く気にならなくなっていました。
だから何だ、と言われても困るけれども、そういうお店です、焼鳥のヒナタは。
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