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三新軒 たれカツ重
2024年1月 新潟駅・NEW DAYSで購入(1050円)
突然ですが、わたくしが最近凝っているものにデジタル駅スタンプ集めというものがある。
「JRグループが「鉄道開業150年キャンペーン」の一環ではじまったデジタル版スタンプ「TRAIN TRIP」」というもので、スマホを使ってデジタル駅スタンプを集める仕組み。
ひと昔前は、駅スタンプといえば旅先にスタンプ帳を持参して、インクを付けた駅スタンプをスタンプ帳に押して集めるやり方であった。
わたくしも若いころから駅スタンプを集めていたので、自宅で大事に保管しているスタンプ帳は15冊ほどにもなる。
紙のスタンプ帳に、時には駅員さんに声をかけて出してもらった駅スタンプを押して集めるのは、押し鉄にとって楽しいひと時ではある。
時に急な出張の時など、スタンプ帳を持参し忘れて、駅に着いてから地団太を踏むことなどもあった。
この点、デジタル駅スタンプは、スマホさえあればわざわざスタンプ帳を持参する必要がないのですこぶる便利である。
具体的には、デジタル駅スタンプが押したい駅に一定の距離まで近づくと、デジタル駅スタンプがスマホ上で押せるというもの。
全ての駅にデジタル駅スタンプが設定されているわけではないが、それでも設定されている駅は千近くある。
いつの日かのデジタル駅スタンプをコンプリートを夢見て、出張先、旅行先でデジタル駅スタンプ確保集めに奔走している今日この頃である。
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と、ここまでは駅弁とは一切関係のないお話であった。
いや、少しはあるかな。
今回出張で出向いた新潟駅は、最近、デジタル「駅」スタンプだけではなく、デジタル「駅弁」スタンプが押せるようになった。
駅の方は1年前の新潟出張ですでに確保していたので、今回の出張の最大の眼目はデジタル駅弁スタンプの確保であった。
いまのところデジタル駅弁スタンプが押せるのは新潟駅ほか、秋田駅や米沢駅など10駅しかないのでレアルマドリードでもある。
今回の出張でも新幹線から下車するまで待てずに、新潟駅に滑り込んだ上越新幹線「とき221号」車内においてデジタル駅弁スタンプを確保することになった。
さて、デジタル駅弁スタンプが確保できたら、次はいよいよのお待ちかね、めくるめく駅弁実食ターイムのスタートである。
いまのワコード(若人)はデジタル2次元で欲望が完結するかもしれないが、オジサンはリア充駅弁実食派なのである。
今回求めたのは三新軒のたれカツ重という駅弁である。
新潟米コシヒカリを使ったご飯の上にキャベツが敷かれ手その上に越後もちぶたのたれカツが3枚のせられたもので、付け合わせはふき山椒と赤カブ酢漬けである。
たれカツは新潟名物であり、わたくしも大好物。
大好物なので、発祥の店といわれる新潟市古町の「とんかつ太郎」までタレカツ(とんかつ太郎では単に「かつ丼」と呼んでいた。新潟ではたれカツがフツーのトンカツなのか。広島人が広島焼きいうもんはない、これがお好み焼きじゃき、というみたいに。)を食べに行ったこともある。
たれカツ重のたれカツ、さすがに調製元が三新軒だけあり、冷めてもカバヤジュ―Cであり、大まんぞくな駅弁であった。
ところで、確保した新潟駅のデジタル駅弁スタンプには新発田三新軒が調製元の大ヒット駅弁「えび千両ちらし」が描かれていた。
念のためご説明申し上げますと、新発田三新軒と新潟三新軒は、いずれも三新軒の新発田支店と新潟支店が独立分社化したものである。
だからどうした、というお話で今回の駅弁ブログはおしまい。
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