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米吾こめご  吾左衛門鮓さば

2023年11月 米子駅・駅弁当売場で購入(2100円)

 

 

今回ご紹介する米吾(こめご)の「 吾左衛門鮓さば」は、単なる駅弁を超えた米子名物である。

事実、ネットでお取り寄せもできるし、実店舗では米子市内のお店だけではなく、東京の日本橋三越や歌舞伎座などでも販売されている。

実際、米子に出張に行くというと土産に吾左衛門鮓を買ってきて欲しいと言われる、という話もよく聞く。

私自身はこれまで、毎年2月に開催される阪神百貨店の「有名駅弁とうまいもんまつり」で何度か購入したことがある。

今回は夜食にしようと米子駅で吾左衛門鮓を求めて皆生温泉のホテルに持ち帰ることにした。

それにしても、 「 吾左衛門鮓さば」は一つ2100円。

いいお値段である。

 

昼間仕事を済ませ、お客さんと簡単な会食を終えてホテルの部屋に帰りついたのが午後の9時。

風呂に入り、これも予め買い求めていた焼酎を準備して、いよいよお楽しみ、「 吾左衛門鮓さば」を肴に晩酌タイムである。

いそいそと「 吾左衛門鮓さば」を箱から取り出すと、ガァーン。

なってこった、パンナコッタである。

鯖寿司切れてなぁぁーい!!! ( ゚Д゚)

 

 

鯖寿司はホールのまんま箱に詰め込まれていたのである。

鯖寿司を切り分けるプラスティックのナイフのようなものが入ってないのか、入念に箱の中を調べるが、そうした気の利いたものは入っていない。

旅先のホテルであるから、包丁やまな板といった準備も当然、ない。

鯖寿司を食べる残された方法はただ一つ、

恵方巻のようにかぶりつくしかない!! ( ̄▽ ̄)

のである。

鯖寿司にかぶりつき、それを焼酎で流し込むといった想定外の晩酌、である。

仕方がないので左手に鯖寿司、右手に焼酎の入ったグラスをもって一人寂しい晩酌なのである。

 

それにしても「 吾左衛門鮓さば」はこの売り方でいいのか???

何も知らずに買い求めて、箱から鯖寿司を出して初めて寿司がホールであることに気付き、どのように食べたらいいのか困ってしまうお客はわたくし一人ではあるまい。

それでもわたくしの場合、ホテルの部屋だったので人目を気にすることなくかぶりつきで食べることができたが、これが新幹線の中だったりしたらこうはいかないだろう。

調製元の米吾には、予め切り分けておくか、それが無理なら切り分けようのプラスティックナイフを同封するか、それすら無理ならせめて箱に「このお寿司はホールで切り分けられていませんよ」といった案内を載せて欲しいものである。

と、ここまで色んな文句を言ってきたが、鯖寿司自体はさすがに美味しかったです。

 

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