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東海軒 富士の味覚

2023年9月 静岡駅・東海軒売店で購入(1400円)

 

 

最初に申し上げると、わたくしは前回の駅弁ブログで、東海軒の駅弁であれば幕の内弁当一択であると書いた。

京都の弁護士が出会った駅弁618 幕の内弁当@静岡駅

であるにもかかわらず、今回の駅弁ブログで東海軒の富士の味覚を紹介することについては、いささか忸怩たる思いある。

思いはあるのだが、わたくしはこのころ、所用での静岡出張か重なり、必然的に東海軒の駅弁にお世話になる回数も増え、さすがに幕の内弁当一択ではきついなぁ~という状況になっていた。

この日も京都に戻る新幹線のなかで食する駅弁と求め、東海軒の売店の行列に並んでいたところ(中央コンコースにあるこちらの売店は、昼時には行列ができる人気店である)、異形の駅弁が目に留まった。

富士の味覚、である。

富士山を模したのであろう台形の形をした駅弁である。

静岡の名産がたくさん入っていそうなので、お値段は少し高めの1400円であったが幕の内弁当ではなく、こちらの駅弁を購入することにした。

 

 

京都に戻る新幹線でさっそくフタをとってその全容を眺めてみる。

 

茶飯の上に静岡名産のさくらえびのから揚げがところ狭しと敷き詰められている。

はんぺん磯部揚げ、黒はんぺんの天ぷらなんかも静岡名産であろう。

このふたつはきっとビールがススム君である(この日は緑茶ハイだったけど)。

煮物の部は、南瓜・昆布・人参。

そして、豆腐ハンバーグ、玉子焼。

しめのデザートは、抹茶味のくずもち。

わたくしは駅弁にデザートいらない派であるが、くずもちは珍しいのではないか。

 

しかし、さくらえびのから揚げをつまみながら緑茶ハイを飲み始めるとすぐに、

嗚呼、お酒が圧倒的に足りない ( ゚Д゚)

ことに気付いた。

運悪く、この日わたくしが乗車したのは「こだま」。

したがって、ビールをはじめとする車内販売回ってこない。

(東海道新幹線では2023年10月末でのぞみの車内販売も終了した。ふだん車内販売などめったに利用しないのに、終了と聞くともっと続けてよJR東海さん、なんて思ってしまう。どうでもいいけれど・・・)

せめてロング缶ならよかったのだけれど、わたくしの緑茶ハイは35缶!

こうなると、ビールがススム君のはんぺん磯部揚げ、黒はんぺんの天ぷらなんかの存在がかえって疎ましく感じる。

しかたがないので、緑茶ハイを早々にかたずけ、お酒はなかったことにして富士の味覚を食べ進むことにした。

ビールとのペアリングは叶わなかったけれど、富士の味覚はお値段以上ニトリでした。

 

 

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