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事務所が入っている京都証券ビルから東洞院通に出ると、ファミリーマート横の路地奥にいくつかの飲食店が密集したスペースがある。

何時の頃からか、その入り口付近で昼時になるとビラを配りながら呼び込みをしている店員さんのすがたを見かけるようになった。

呼び込みを聞いていると、どうも奥にあるボロネーゼ専門店の店員さんのようである。

ボロネーゼ専門店。

パスタ専門店ではなくて、ボロネーゼ一本勝負。

潔いといえば、潔い。そして、ボロネーゼに対する自信。

でも、わたくし、ボロネーゼとミートソースの違いもよく分かっていない。

よく分からないなりに、そのうち行ってみっかと思いながらずい分と時間が経ってしまった。

 

 

この日、何も考えずに東洞院を事務所に向かって歩いていると、ビラ配りをしていた男性の店員さんと目が合ってしまった。

そのまま自然の流れで店員さんに近づき、割引券になったビラをもらい、お店に案内されることになった。

期せずしてボロネーゼ専門店に初めて足を踏み入れることに。

さて、カフェのようなおしゃれな店内を進むと、店員さんから先に注文と会計を済ませるように案内される。

写真入りのメニューを確認すると、人気ナンバーワンは

☆彡 魅惑のチーズボロネーゼ ☆彡

で、人気ランキングは「ボローニャのボロネーゼ」、「かまくらボロネーゼ」と続く。

魅惑のチーズボロネーゼは、人気ナンバーワンだけではなく「当店名物!」でもあるらしい。

最初は「激辛MAX」なんてのも気になっていたのだが、自然な流れで魅惑のチーズボロネーゼ注文。

魅惑のボロネーゼ、Sは1000円、Dは1,400円。

Sはシングル、Dはダブルの意味で、店員さんによればダブルが普通の一人前と同量とのこと。

大阪の某イカ焼屋のように「サブル」はなさそうである。

魅惑のチーズボロネーゼをダブルで注文。温玉トッピング。

その後、店員さんに2人掛けのテーブル席に案内される。

繁盛店らしく、お昼の12時を廻ると席はほぼ満席になった。

お客さんの大半は近くの会社に勤めている若手のビジネスパーソンといったところだろうか。

そうこうするうちに注文した魅惑のチーズボロネーゼがテーブルに運ばれてきた。

 

 

圧巻の

グラナパダーノチーズ  マウンテン ( ゚Д゚)

文句なしに

☆彡 映えている ☆彡 ( ゚Д゚)

チーズマウンテンをかき分けて捜索すると、トッピングで頼んだ温玉を発見。

さっそくパスタを食べてみる。

麺に絡んだボローニャソースが肉肉しい。

ふだん食べるミートソースの細切れミンチとは一線を画する食感である。

お肉の大きさだって小さなサイコロくらいあるんじゃないのか??

太麺のパスタもかみしめると滋味を感じる。

なんか、久しぶりにホントにウマいパスタを食っていることを実感する。

こんないい店が事務所の近所にあったのか。

もっと早く行っておけばよかった。

このお店のパスタは一食の価値ありです。

 

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