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かつて、吉野家、すき家、松屋の牛丼の並盛はどこで食べても280円という時代があった。

その後、松屋は「プレミアム牛めし」を導入して牛丼並盛一杯を380円に値上げしたが、関西では「フツーの」牛めし一杯290円の平和な時代がしばらく続いた。

その後、牛丼御三家は軒並み値上げが続き、現在牛丼並盛は、吉野家が426円、すき家と松屋がいずれも400円と、御三家全てで400円の大台を超えている。

 

それでは、300万円未満で食べることができる丼物が一切なくなったのかといえば、あるんです、松のやの朝メニューに。

松のやの朝メニューでは、みそ汁が付いたたまご丼が290円で提供されている。

ちなみに同じく朝メニューの玉子かけごはん定食も同じく290円。

ただ問題なのは、四条烏丸にある事務所の近くに松のやがないこと。

一番近い松のやは、阪急長岡天神駅の駅前のお店。

というわけで、長岡天神のお客様を訪問するついでに、いってきました松のや長岡天神店。

 

 

朝メニューは午前11時までの提供なので、お店に入ったのは午前10時半。

時間が中途半端だったせいか、お客さんは窓際のテーブル席で食事が終えてスマホをいじっている中年男性がひとりだけ。

入口を入ってすぐ左手ある食券販売機にはたまご丼290円のボタン。

松のやではボタンを押すと注文が自動的に厨房に通されるシステムになっているので、食券をもったまま手近なテーブル席に移動する。

たまご丼だけに、すぐに出来上がるのかと思っていたが、自動音声で食券に書かれた番号が呼ばれるまで5分ほどかかった。

カウンターでたまご丼と味噌汁がのったトレーを受取りテーブル席に戻る。

 

 

290円のたまご丼、想像以上に

貧相 (T_T)

である。

卵を使った丼ものなので、勝手に親子丼のビジュアルを想像していたのであるが、当然ながら鶏肉は入っていない。

さらに、たまご丼といえば、その昔毎週欠かさずに見ていた2年B組仙八先生で、さとう宗幸演じる仙八先生が、下宿の食堂に訪ねてきた生徒に食べさせるたまご丼。

しかしながら290円のたまご丼は、仙八先生のたまご丼でもない。

たまごの盛方も、こころもち

雑 (T_T)

である。

 

と、ここまでたまご丼の悪口ばかり書いたが、食品全てが値上がりしている現在において、290円でたまご丼がいただけるのは、ありがたい話ではある。

そうした感謝を込めていただいたたまご丼、そのお味は290円というお値段相応なものでした。

 

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