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わたくし、20歳を過ぎるまで、家で食べるカレーはもちろんのこと、外で食べるカレーも、すべて小麦粉がルーにたっぷり溶け込んだモッチリ、ネットリのジャパニーズカレーであった。

同じ世代のオジサン同様、わたくしのカレーの原点は、秀樹も感激した

りんごとはちみつ とろぉ~り溶けてる 

ハウス バァ~モントカレ~ ♬♬

なのである。

 

当時すでにSBゴールデンカレーや、ハウスジャワカレーなどもあったと記憶するが、本格高級路線のためバーモントカレーとくらべて割高で、かつ味わいが子どもにはスパイシー過ぎたため、わが家ではバーモントカレー一択であった。

(なお、レトルトカレー部門で人気があったのは、ハウスククレカレーと大塚のボンカレーであったが、わが家はボンカレーであった。)

 

こうした環境で20歳過ぎまで暮らしてきたので、人生で初めてシャバシャバカレーを食べたときは、

こんなんカレーちゃうやん!!!! ヾ(≧▽≦)ノ

と思ったものである。

それでも、慣れというのはすごいもの。

いつの間にか、昔からあるモッチリカレーも、人生半ばで出会ったシャバシャバカレーも、どちらもアリだと思えるようになってきた。

 

 

今回行ってきたのは、赤坂にあるモティ(MOTI)というお店である。

ホームページに、でぇぇーんと、

「日本人に媚びない本場の味」( ゚Д゚)

と書いてあるくらいだから、もちろんカレーは本格シャバシャバである。

『北インド地方の家庭で愛されている「本場の味」。』

『当店「赤坂TBS店」に限っては南インド料理も楽しめる。』らしい。

北インド地方の家庭料理と南インド料理の違いも今ひとつよく分からわたくしであるが、まあ、そういうことである。

 

お店は1階に富士そばが入っている雑居ビルの3階。

近所の金融機関に勤める友人2人と一緒にお昼の12時過ぎにお店に到着。

TBSの隣ということもあるのか、店内はそちら系(?)のリーマンで満席になっており、我々の前には4人連れの客が1組待ち。

オオバコなのですぐに席が空くであろうと考え、われわれ3人はその後ろに並ぶことにした。

その後、10分ほど待ってインド出身の店員さん(だと思う。間違っていたら<m(__)m>)に窓際の席に案内される。

 

ランチは、チキンカレー、野菜カレー、海老カレーといったカレー単品のほか、セットメニューがいくつか。

もちろんインドなので牛なし。

ランチメニューにはすべてライス又はナンと、ドリンクが付く。

わたくしの注文は、マトン、チキン、野菜の3種類のカレーとミニサラダがセットになったスペシャルランチセット。

オプションはナンとラッシー。

昼時で込み合っていたせいなのか、料理が届いたのは注文してから20分後。

 

ナンがデカい! ( ゚Д゚)

わたくしの場合、最近は寄る年波に勝てず、お昼ごはんをフツーに食べても夜ご飯に障ることが多いのであるが、このナンは夜ご飯ヌキ必至のデカさ、である。

そのバカでかいナンちぎり、スプーンの形状に巻いてカレーをすくい上げ、まずひと口。

カレーは、マトン、チキン、野菜で、料理を運んできた店員さんがどのボウルのカレーがなにに該当するのか、説明をしてくれたような気もするが、まったく覚えていない。

それでも野菜は具だくさん、野菜ゴロゴロなのでビジュアルで判断できたが、マトンとチキンはお肉を食べてみるまで分からなかった。

 

さて、肝心のカレーのお味であるが、

「日本人に媚びない本場の味」

というだけあり、本格スパイシー系であるが、十分食べやすい。

いや、食べやすいといった消極的な評価ではなく、端的にウマいと思う。

そちら系(?)の客も多いのだろうけど、そちら系(?)の客を行列させるだけの実力を備えた本格インドカレーである。

友人二人も満足そうであった。

また、おじゃまさせてもらいます。

 

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