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子どもの頃から刷り込まれたテレビコマーシャルの一つが伊勢の赤福。
小学生のころ、テレビをつけると聞こえてくるのが、
えっじゃないか♬えっじゃないか♬えっじゃないか♬
いっせ~のめいぶぅ~つぅ~赤福餅はえっじゃないか♬
2007年には製造年月日の偽造問題が大きく報道され、内部対立の問題なんかもあって社長が退任する騒ぎになった。
だけど、若者のほとんどが赤福にそんな黒歴史があったことを知らないのではないか。
伊勢神宮近くの直営店や近鉄電車の売店はもとより、京都駅のキヨスクの店頭にもおなじみの赤福の箱が積み上げられている(店頭の箱はダミーだけど)。
糖質はもっぱらアルコールから摂取するので、甘いものはめったに口にしない方だが、それでもたまに食べる赤福はウマいと思う。
東京で開業している同業の女性は、出張で関西にやってくるたびに帰りは必ず赤福が8つ入った折箱を買い求める。
そして東京駅に到着するまでの間に、
新幹線の中で8つの赤福全てを食べてしまうのである ( ゚Д゚)
彼女が、どこで何を食べるのも自由だけど、新幹線で延々と赤福を食べ続ける女性の隣の座る乗客は落ち着かないだろう。
だって、ずーっと赤福食べてるんだもの、隣の女性が。
願わくば、彼女には隣に人が座ることが少ないグリーン車を利用してもらいたいものである。
さて、会社のホームページによると、赤福餅とは「お餅の上にこし餡(あん)をのせた餅菓子です。」とのことである。
そう、あんころ餅のようにお餅をあんこでコーティングしないで、あくまでお餅の上にあんこをのせただけなのである。
そして、多くの人が赤福餅というと、この折箱にきれいにならべたれたお餅の上に波型に整えられた赤紫色のあんこがのせられたものを連想するけど、実は赤福には他のバージョンの商品もいくつかある。
まずは、白餅・黒餅。
ホームページの説明によれば、
「黑餅は、宝永の時代を経て明治のころまで作られていた素朴な黒砂糖味のお餅。」
「白餅は、平成から令和に手がけた白小豆餡の清らかさを込めたお餅。」
三重県にある直営店で購入できるほか、関西ならデパ地下でも販売されている。
今回、白餅・黒餅を購入したのは阪神梅田本店の地下にある直営店。
食べてみると、ふつうの赤福と同じようにあんこの甘さが控えめなので、これならいくらでも食べることができそうである。
次は、お正月を除いて毎月一日に販売される「晦日餅」。
中身は月によって異なり、今回購入した9月の晦日餅は「萩の餅」。
赤福餅と違って、お餅が下まであんこでコーティングされている。
食べてみると、赤福餅以上に甘さ控えめで、こちらも白餅・黒餅と同じようにいくらでも食べることができそうな食味であった。
ただし、晦日餅は購入するのがそれなりに大変。
本店では午前3時から駐車場をオープンしてお客さんに整理券を配り、午前4時45分から販売を開始するというのだから、なまなかの覚悟では手に入れることはできない。
阪神百貨店だと予めwebで予約しておけば並ばずに晦日餅を手に入れることができるので、なにがなんでも赤福本店で晦日餅を買いたいといった人を除けば、こちらがお勧めです。
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