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今回の新潟B級グルメツアー(参加者オレひとりだけど・・・)の〆は新潟一の繁華街、古町にある「鵬龍」という中華料理店。
青海ショッピングセンターというザ・ショーワな市場の入口にお店がある。
北国の市場らしく、入口には雪の吹込みを防ぐアルミサッシが設置されている
カウンターだけのお店で、お客さんは通路に並べられた椅子に座って食事をするシステム。
市場の買い物客がひっきりなしにお客さんの後ろを通り過ぎる、開放的な店構え。
新橋のニュー新橋ビル地下にある「カレーは飲み物。」というお店と同じような営業形態である。
カレーは飲み物では、客も後ろを通り過ぎるのも、どちらもくたびれた中年リーマンが多いので変に落ち着くのだが、鵬龍は老若男女、いろんなひとが通り過ぎるので少しばかり尻のすわりがよくない。
メニューには定食から麺類、酒のアテになる一品料理が揃っていて、昼飯を食べに来たリーマンから昼呑みのオジイサンまで、色々なお客さんのリクエストに応えることができるようになっている。
お昼の少し前にお店に入ると、3人の先客がすべて定食を食べていた。
こういうときは郷に入らば郷ひろみ。
腹も空いていたので定食の中でもボリュームがありそうな豚の角煮定食を注文。
カウンターの中には推定40がらみの男性と、推定70、いや80がらみの女性がいて、客からの注文をこなしている。
コンビネーションにそつがないので親子かもしれない。
そういえば先日、このお店の(おそらく)親子のコンビネーションの良さとは異なり、険悪なムードを醸し出しながら営業をしている親子営業の中華料理店に出くわした。
接客を担当している息子が厨房のオヤジに投げやり気味に注文をとおす。
しかし、料理をしているオヤジは返事もしない。
できあがった料理をオヤジは無言でカウンターに叩きつけるように置くと、やる気のなさそうな息子が料理を客のテーブルに無言で運ぶ。
この日たまたま父または息子の虫の居所が悪かったからなのか、それともこの親子は何時もこうなのか。
気にはなったが、料理の味も含めてリピしようと思うような店ではなかったので、真相は藪の中である。
さて、ナイスコンビネーションの新潟・古町の鵬龍の豚の角煮定食がやってきた。
メインの豚の角煮のほか、サラダ、スープ、香の物、ご飯が付いて1000円。
かなりお値打ちの定食ではないか。
さらに、メインの豚の角煮をよく見てみると、
角煮、なんと10以上! ( ゚Д゚)
角煮って、自分で料理すると分かるけど、作るのけっこう大変である。
豚バラのブロックを柔らかく煮込むのに時間がかかるし、素人が料理すると完成した角煮は調理前の豚バラブロックの半分くらいの大きさになっている。
長崎土産の定番、豚の角煮饅頭なんて、なかに角煮が一つしか入ってないのに(二つ入っていても困るけど)いい値段するし。
その角煮が10も入っていて1000円! ( ゚Д゚)(しつこいな)
もうこれだけで感動してしまい、肝心の豚角煮のお味の方はあんまり覚えてない。
無茶苦茶ウマかった、といった記憶はない。
ないが、お値段以上ニトリ♬、だったと思う。
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