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今回は赤羽、である。

清野とおるの(一部で)大ヒットした「東京都北区赤羽」の赤羽、である。

うちの子は「東京都北区赤羽」と、「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」が大好きで、「団地ともお」とともに暇さえあれば読んでいる。

「東京都北区赤羽」には「居酒屋ちから」やタイ人のワニダさんが経営する「ワニダ」といった強烈な店ばかりが登場して、今回紹介する「まるます屋」(正確には「鯉とうなぎのまるます屋」)のような「ちゃんとした」お店は出てこない。

もう10歳若ければ、ちからやワニダに挑戦したいのだが(ちからは既に閉店しているけど)、すでに気力・体力とも下り坂にあるオレとしては、まるます屋でひとり静かに飲む方を選びたい。

 

 

まるます屋は赤羽駅の西口から歩いて5分ほどの距離にある。

実は一週間前にもお店を訪れたところ、満員で泣く泣くお店を後にしたのである。

この日は開店時間の午前11時に合わせてお店に行ったので、さすがに待たずに座ることができた(それでも空席は3つほどだった)。

店内はU字型のカウンターが2本並んおり、それぞれに注文を聞いたり料理を運んだりする店員のおばちゃんが一人ずつ配置され、女将さんがセンターで全体を指揮している。

 

さて、飲み物と料理の注文である。

まるます屋での飲み物の注文は、オレの場合ジャン酎(プレーン味のハイリキのこと)一択である。

1,000ml入っていて、昼呑みの時にこれ以上飲むと後が使い物にならないのでちょうどいい。

値段も1,100円と(内容量の割には)お手頃で、そのせいかお客さんの半分以上がジャン酎を注文している。

 

 

ジャン酎を飲みながら壁に貼られた料理の名前が書いてある短冊で注文する料理を検討する。

まるます屋は注文する料理を選ぶのに時間をかけても急かされないのがうれしい。

ゆっくりとひとり呑みしたいのに、注文を急かされるのはオモシロくない。

「鯉とうなぎの~」というくらいだから、やっぱり鯉こくか、うなぎの蒲焼か。

でも、うなぎの蒲焼は身分不相応だな。

だったら、川魚つながりですっぽん鍋に決定。

すっぽん鍋、なんと850円!! ( ゚Д゚)

比べたらイケんけど、京都の大市のまる鍋は一人前でウン万円する。

まるます屋のすっぽん鍋、お値段だけどちゃんとエンペラなんかが入っていて、まるます屋の他のメニュー同様、良心的である。

 

すっぱん鍋を半分ほど食べ進んだところでもう一品を注文。

揚げ物は時間がかかるので、揚げ物からひとつ。

今日は川魚つながりで推しているので、なまずフライに決定。

むかし、新宿だったかどこかでなまずの専門店があったけど、今でもあるのかな?

 

 

すっぽん鍋をほぼ食べ終わったところでなまずフライが運ばれてきた。

我ながら名采配。

なまずフライを食べ進めながらジャン酎の残量を確認すると3分の1ほど残っている。

もう一品頼むか。

今日は川魚推しなので最後も川魚から一品。

東京の下町は、ということで泥鰌とじを注文する。

泥鰌といえば浅草の駒形どぜう、とか、飯田屋が有名だけど、特に駒形どぜうは泥鰌の味以前に床に敷いた板の上に鍋が置かれるので身体が人並み以上に固いオレには食べずらいことこの上ない。

まるます屋では、とうぜんカウンターで食べることができる。

まるます屋の泥鰌、山椒と七味をたっぷりかけて食べると美味である。

泥鰌とじを食べ終わるころにジャン酎も空いた。

昼からけっこう飲み食いしたけれど、お勘定も良心的。

まるます屋が京都に出店をつくったらゼッタイに週一で通う。ホントに。

 

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