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長岡駅のフレンドで購入した餃子とイタリアン(という名前のナポリタン)がセットになった「ペア」をホテルで一人わびしく食した翌日。

午前中に長岡商工会議所でのセミナーの仕事を済ませ、さあ、昼めしである。

オレの場合、地方出張の楽しみの80%は地元のB級グルメを食べることが占めている。

あと、地元のスーパーで地元の人が食べる食材を探し求めることが20%かな。

食べることばかりが楽しみで、われながら少しばかりさもしい気もするが、本当なんだからしかたがない。

 

さて、何時ものように食べログで探してみると、商工会議所から歩いて行けるところにレストランナカタを発見。

洋風かつ丼が有名らしい。

もちろん写真も紹介されているが、いまいちピンとこない。

さらに食べログ情報によれば、ケンミンSHOWで紹介されてたため、行列マストの大繁盛店になっているらしい。

地方のBグルのあるある、である。

午前11時30分に商工会議所を出て、同じ時間が開店時間のレストランナカタに向かう。

さすがにこの時間なら並ばなくてもいいだろうと思いながら、気が付くと小走りになっているオレ。

 

 

アーケードのある半ばシャッター通りと化した商店街の中にポツンと灯る看板にレストランナカタと書いてある。

お店は2階にあるらしい。

この手のお店は要注意である。

京都の西院にある太陽カレーのように、遠目から見て行列がないと安心してお店に近づくと、階段にお客さんが並んでいたりする。

用心しながら階段下からお店の様子をうかがうと、イガッタ、行列なし。

安心してお店に入り、一人であることを店員さんに告げる。

 

お店は4人用と2人用のテーブル席が主体で、2人用のテーブルが全て先客で埋まっていたので4人用のテーブルに案内される。

この4人用テーブルに案内されたことが後々不幸につながるが、その話は後ほど。

 

メニューをみると、洋風かつ丼は「長岡ご当地グルメ洋風ランチ」と紹介されている。

そうか、洋風かつ丼は長岡のご当地グルメなのか。

長生きするといろいろなことが勉強できる。

 

メニューをよく見ると洋風かつ丼にはデミグラスソースを使ったものと、ケチャップベースソースの2種類がある。

お値段もけっこう違っていて、デミソースが単品で1,180円、トマトソースが780円と、その差400円である。

出張先で食べる料理はほとんど一期一会なので、とうぜんデミソースの洋風かつ丼を注文。

 

料理が届くのを待っているうちに、席が空くのを待つお客さんが増えてきた。

お客さんはほとんど2人連れか4人連れで、立っているところからオレが座っているテーブルは良く見える。

こういう時はツライ。

オレとしては相席ぜんぜんオッケー☆⌒d(´∀`)ノなんだけど、こちらのお店は相席をさせない方針らしい。

4人掛けのテーブルにオッサン一人。

早く食べて早く席を立てよ! (-_-)

そんな待っている客の心の声が聞こえてきそうである。

 

 

そうこうするうちに洋風かつ丼が運ばれてきた。

見た目、カツレツのデミグラスソースがけ、である。

でも、カツを一枚持ち上げると、その下からご飯が登場する。

 

 

そう、デミソースをかけたカツレツの下にご飯をしのばせたおかげで堂々「洋風かつ丼」と名乗ることができる料理に変身したのである。

なんだ、それだけか、と馬鹿にする人には

コロンブスの卵!! ( ̄▽ ̄)

なのである。

 

さて、デミソースのお味あるが、味が薄い(上品というべきか)。

かすかに焦げ臭い香り(スモーキーというべきか)がする。

全体にさっぱりした味付けで、ご飯と別皿で出てくれば決してご飯がススム君にはならないと思われる。

しかし、ご飯の上にデミソースをかけたカツレツを配置したことにより、ご飯にデミソースが浸透してちょうどいいお味に昇華したのである。

付け合わせのサラダにも仕事がしてあり(オレは山本益博か!)、全体としてけっこうなお味でございました<m(__)m>。

お客さんが待っているから早めに席を空けたけど、もし今度来ることがあったらお店に来て初めて知った名物の激辛カレーと、トマトソースの洋風かつ丼を食べてみたい。

 

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