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出張で松江に宿泊することになった。
松江駅から5分ほど歩いたところにあるホテルにチェックインしたら、ゴールデンタイムの始まりである。
出張先の一人呑み、たまらない。
店選びから料理の注文まで、誰にも気兼ねせずにすべて自分好みでアレンジできる。
さっそくネットで居酒屋を物色。
本当は孤独のグルメのように、自分の直感だけを頼りに店選びをすれば良いお店に出会った時の喜びはひとしおだろう。
だけど、そう何度も出かけない出張先でそんなギャンブルはできない。
ネットで見つけたのはホテルのすぐ近所にある「楽楽」というお店。
この日は生憎の雨だったので近場は助かる。
開店直後にお店に入ると、先客はなくオレが口開けの客のようである。
一人客でも頼める90分飲み放題があったのでそちらをお願いして、メニューの中からハイボールを注文。
突き出しは3品でいずれも手が込んでいる。
これは期待できそう。
突き出しでハイボールのグラスが空いたので、ここから日本酒へ。
メニューには日本酒の銘柄の記載がなくて「燗」、「冷」、「常温」と温度指定のみ可能なシステム。
ぬる燗で注文。
日本酒と一緒に赤天も注文。
唐辛子が入った練り物で、これまでオレも何度か土産に求めたことがある松江名物。
こちらのお店のようにマヨネーズにまぶして食べてもいいけど、そのまま食べてもウマい。
日本酒にもビールにも合うオールラウンダー的なおつまみなのである。
赤天で日本酒がなくなったので、日本酒のお代わりと一緒に地魚の刺身盛り合わせを注文。
お店に入ってから20分ほどして男性客が入ってきた。
常連客らしく酒と料理を注文するとお店の人と世間話を始める。
旅先で常連客とお店の人の会話をひとりぼーっとしながら聞くのは嫌いじゃない。
注文した刺身はどれも鮮度がよくて日本酒に合う。
そろそろ飲み放題の日本酒にも飽きてきたので、店主におすすめを聞いて地酒をぬる燗で注文する。
何処から来たのかと尋ねられ、京都と答えると、お店の人から京都はいいところだと言われて京都で行ったところの話を一通り聞かされる。
旅先でひとり飲んでると、この展開はよくある。
お店に人に勧められてモロゲ海老を注文。
モロゲ海老に鱸、鯉、白魚、鰻、あまさぎ、蜆を加えて宍道湖七珍というらしい。
知らなかった。
松江のこのお店に来なければオレは宍道湖七珍を知らないまま人生を送り続けることになっただろう。
別に困らないけど・・・・
お店にはけっきょく1時間ほど滞在。
ハイボールと日本酒4合でほろ酔いである。
次の日は仕事だったので、この日はハシゴをしないでまっすぐホテルに帰って寝た。
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