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浜吉 あなごめし
2023年1月 岡山駅・新幹線改札内駅弁売場で購入(1420円)
久しぶりの岡山駅の駅弁のご紹介である。
岡山駅の駅弁調製元といえば、泣く子も黙る三好野本店が有名である。
(一部の駅弁ファンのなかでは)チョー有名な桃太郎の祭りずしを筆頭に、国産あなごと牛しぐれ煮弁当、いいとこ鶏、瀬戸内名物たこと牛しぐれ煮弁当 などなど。
岡山の有名駅弁は、そのほとんどが三好野本店調整といわれており(たぶん)、三好野本店が岡山駅弁界におけるHYBE、あるいはSMエンターテインメントといわれるのも故なしとはいえないのである。
他方、今回あなごめしを求めたのは浜吉。
実は岡山ではなく、広島県三原市の糸崎に本店をかまえる駅弁調製元である。
糸崎駅前に本店があり、本店で駅弁を買うともれなくペットボトルのお茶なんかがもらえた地元密着型の調製元である。
わたくしも18きっぷを使って山陽本線を旅する時に、何度か糸崎駅で途中下車して浜吉本店で駅弁を求めたことがある。
ちなみに、浜吉は、「はまよし」ではなく、
は・ま・き・ち (≧◇≦)
と読みます。念のため。
今回ご紹介した「あなごめし」のほかに、大ぶりなタコの柔らか煮がご飯の上にのっかった「元祖 珍辨 たこめし」なんかが有名である。
わたくしはあなごも、タコもどちらも大好きなので、この二つの駅弁が並んで販売されていると、どちらの駅弁を買おうかとホントに迷う。
でも今回は、「たこめし」が見当たらなかたので、すんなり「あなごめし」当確。
パッケージはきじ・さる・犬を引き連れて鬼ヶ島に向かう桃太郎↑
ふたを取ると炊き込みご飯の上に
一面あなご、そして、あなご (≧◇≦)
あなご原理主義者にとってたまらない、この「景色」。
駅弁用の煮あなごだけあって、さめても柔らかふっくら。
あなご系駅弁は、広島の宮島口駅前にお店を構える「うえの」の「あなごめし」にとどめを刺すけれど、やはりお値段もそれなりに、である。
その点、浜吉のあなごめしは、♬おねだん以上ニトリ♬的な駅弁である。
いわば、うえののあなごめしは、ひまわり。
浜吉のあなごめしは月見草。
だから富士山に良く似合う、のである。
ちなみに、うえののあなごめしも、浜吉のあなごめしも、ビールやハイボールではなく、カップ酒が合います(絶対!!)。
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