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今回の鳥取出張では、武蔵屋食堂の素ラーメン、すなば珈琲の香素ラーメンと麺類を食べ歩いてきたが、最後の〆もやっぱり麺類。

鳥取駅にある砂丘そばでコンプリート。

砂丘そばを知ったのはBS-TBSで不定期に放送されている「麺鉄」という番組である。

番組ホームページには、「”乗り鉄””撮り鉄””収集鉄”と様々な鉄道の楽しみ方があるが、最近鉄道フアンの間で注目されているのが「駅そば」だ。」と紹介されている。

 

一応鉄道ファンのつもりだけど、「最近」駅そばが注目されているなんてあまり聞かない。

駅そばは、最近ではなく、むかーしからコアなフアンがいるジャンルだし。

そもそも、番組のコンセプトがNHKの「六角精児の呑み鉄本線日本旅」の酒を駅そばに置き換えただけのほぼほぼパクリだし。

 

でも、放送があると毎回かかさずに見てしまうオレ。

特に六角精児が駅そばをおつゆまで飲み干して、ドンブリの底をカメラに向けながらドヤ顔で決めるのが大好きなのである。

麺鉄で砂丘そばを紹介したのは、六角精児ではなく、ほぼ毎回にわたって登場する市川紗椰。

かなり鉄分の高い女優さんで鉄道がらみの番組でよく見かける。

鳥取名物の豆腐ちくわがトッピングされているらしい。

豆腐ちくわ大好きなので、これは食べに行かねばなるまい。

 

 

砂丘そばは鳥取駅の改札口を出てすぐのところにある。

テーブル席もあるけど、ひとりだとカウンター席。

注文は食券を購入するシステムだけど、JRのエキナカの店にしては珍しくICOCAが使えずに支払いは現金一択。

注文はもちろんお店の名前と同じ、看板メニューの砂丘そば390円。

カウンタの中にいるおばちゃんに食券を渡すと、ゆで置きのそば麺をテボザルで温め直してくれる。

茹で上がったそばをドンブリにあけ、おつゆを足してその上にネギ、そして輪切りの豆腐ちくわがふた切れ。

 

 

もやし、ねぎ、なると、めんま、のり、天かすなんかがところ狭しとトッピングされていた素ラーメンと比べると端正なたたずまいである。

素ラーメンは名前に反して足し算のラーメン。

砂丘そばは引き算の美学である。

おつゆをひと口。そしてそばを手繰る。

おつゆもそばも、立ち食いそば屋らしい自己主張のないお味である。

ねぎもシャリシャリ感、香りともなくおつゆとそばにマッチしている。

 

 

そうしたなか、同調圧力に屈せずに個性を発揮しているのが輪切りの豆腐ちくわである。

390円のそばに乗っているのが不思議なくらいおいしい。

お店で売ってる高級豆腐ちくわにひけを取らないお味である。

原価計算したら、390円の売価のうち、370円くらいが豆腐ちくわですよ~といわれても納得してしまいそう。

豆腐ちくわがそばの上にのっててホントによかったと思います。オジサンは。

 

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