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事務所が四条烏丸にあるので、ふだんは烏丸通、四条通、河原町通、御池通に囲まれた地域をウロウロとしている。
京都の中心部は、いわゆる「碁盤の目」で、どの通りを通って目的地に向かっても、遠回りになる、近道になる、はない。
それでも無意識に自分の歩きやすい通りを選んで歩いているのだろう、通りのなかにはめったに通らないものある。
10そばがある御池通と姉小路通の間の御幸町(ごこまち)通もそんな場所のひとつで、どういうわけなのか、普段通りかかることはまずない。
この日、何かの拍子でこの通りを歩いていると、見慣れないお店が目に入った。
遠目に「10そば」という看板から、そば屋であることが分かる。
後でネットで調べてみると、10割そばの専門店で、アブラトリガミの「よーじや」の新展開らしい。
アブラトリガミから、そば屋へ。ついていけん。
ともかく、この日は、午前中の早い時間だったせいかお店は開いておらず、日を改めてお店に行ってみることにした。
お店を再訪したこの日、店の前で店員らしき男性が通行人に何か話しかけている。
近づいてみると「本日はおそばが無料」というではないか。
どうやらお店の開店イベントらしい。
早速お店に入ると、種物が入ったパットが並んだカウンターに数人の客の行列。
こちらのお店、はなまるうどんシステムのようである。
そばは「かけ」を注文して、170円の野菜かき揚げを皿にとり会計を済ませる。
そばが無料なので、やさいかき揚げ天そばが170円である。
たまたまとはいえ、昼食が170円。カロリーメイト並みのお値段。
カウンター前の2人掛けのテーブルに移動して、まずはやさいかき揚げ天を底に沈めてころもにおつゆの湿潤を図る。
おつゆをひと口。???????
何だろ、コクというか、味に深みがない。
170円で文句言うな!と言われそうだが、そう感じるのだから仕方ない。
そばをひと口。
こちらは10割そば特有のボソボソした食感ではなく、のど越しがよい。
しばらく待つと、かき揚げ天が綻び始めたので、その辺りをひと口。
おつゆを吸って綻びたコロモと、おつゆに染み出した油が混然一体となってウマい。
かき揚げ天とおつゆの最強タッグ。
そばそのものよりウマいかもしれない。
10割そば専門店というので、そばだけではなく、おつゆにも過度に期待したのかもしれない。
次回来店することがあれば、もりを頼んでおつゆの味を確かめたい。
(170円しか払ってないのに、生意気なことを言って<m(__)m>)
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