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【やまや特駅弁】

2022年8月・新幹線改札内駅弁売場で購入（1300円）

かねふく、福さ屋、ふくや・・・博多の明太子の名門は数あれど、一番売れているのは「やまや」である（たぶん）。

博多駅の土産物コーナーでは「ふくや」と「やまや」の明太子界の両巨頭が、客に少しでも明太子の土産を買わせようと激しい販売面積陣取り合戦を行っている。

そのやまやが販売している駅弁が「やまや特駅弁」である。

ただのやまや駅弁ではない。

「特」駅弁！！　＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

なのである。

掛け紙に描かれた

やまやの辛子明太子🌶と明太からあげ🌶

が客を煽ってくる。

そうか、そこまで言われたら買おうじゃないか、特駅弁。

1300円は博多駅で並ぶ駅弁の中では高い方だけど、「特」なんだから仕方がない。

16時43分博多駅発「さくら564号」新大阪行き。

広島駅を出発したところでおもむろに掛け紙を外す。

おぉ～～さすがに自ら「特」を名乗るだけあってなかなかに豪華な布陣である。

鶏めし、里芋とふきの煮物、がめ煮、辛子明太子、くらげと野菜の酢の物、ゆず大根、玉子焼、さば煮付け、牛肉牛蒡煮、さつまいも甘露煮、明太あげ、華味鶏チキンカツ、鶏皮餃子

なんかもう博多名物の主役クラスばかりが投入されていて、辛子明太子や明太あげは完全にバイプレーヤー。

そういえば松重豊さんって、昔からずーとバイプレーヤーだったけど、孤独のグルメで完全主役級になったな。昔から好きな俳優さんだったのでオジサンはうれしい。

さて、こんな主役クラスばかりのおかずが並んでいると、どこから手を付けていいのか。

最初にビールのロング缶開けたから、やっぱり鶏皮餃子か。

一口かじるとしっとりした食感でウマい。

グビ×４＋プファァ～♡　(T_T)

やばい、このままだとチキンカツ、がめ煮といった総大将を一気に食べてしまいそう。

落ち着こう。

こんな時はくらげと野菜の酢の物だ。

クシュ×２・・・・ビールには合わん・・・・・(T_T)

酢の物は合わなかったが、ビールに合うアテが目白押し。

そうしたアテを食べながらビール、そしてハイボール。気が付けば岡山駅到着。

その間40分、特駅弁を堪能！

いや～久しぶりに大まんぞく駅弁に出会えた。

やまやさん　アンタはエライ！！！🎉

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