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ボルガライス。

何とも郷愁を誘う名前の料理である。

この名前を初めて見たとき、なんとなくロシアとかウクライナの郷土料理ではないかとひそかに思っていた。

なんとなく

ボルガ燃えろよ燃えろよ燃えよ♬」

なんて曲が頭の中でリフレインしていたのだが、よく考えるとこの曲は

ボルガじゃなくてペチカ ( ゚Д゚)

だった。

 

で、ペチカじゃなくてボルガの方だけど、ウイキによれば、

「福井県武生市(現:越前市武生地区)で1980年以前に登場したメニューで、オムライスの上にカツをのせソースをかけた洋食である。」

「オムライスの中身がチャーハンだったりピラフだったり、かけられるソースもドミグラスソース、トマトソース、中華風あんかけ、カツもトンカツではなくメンチカツだったりと提供する店ごとに特色がある。」

らしい。

 

 

オジサンの初ボルガライスは2016年の4月。武生駅から歩いて5分ほどのところにある「いろは本店」で930円のボルガライスであった。

オジサンのボルガ遍歴はその後、阪神スナックパークの「たまご丸」のボルガライス、大阪新梅田食堂街の「おおさかぐりる」のボルガへと続いたのである。

・・・二つ三つお店に行っただけで「遍歴」は大げさか。すつれーしました。<m(__)m>

 

で、武生駅到着。まずはみどりの窓口へ。

現在、JR西日本では「西日本 懐鉄」と称して管内24駅で全32種類の記念切符を販売している。

通販には対応していないので、駅に行って求めるしかない記念切符なのである。

発売されている駅は、西は下関駅から東や富山駅と広範囲に分散しているので集め甲斐がある切符といえる。

武生駅で購入できる記念切符には旧国鉄特急色の485系ボンネット型車両を使用した特急「加越」の写真が掲載されている。

よんぱーごのボンネット車両も「加越」も大好き

武生に来てホント―によかった。目的の切符も手に入ったし、さあ帰ろう・・・・

なんでやねん!! (/・ω・)/

 

失礼しました。<m(__)m>

ボルガライスの話を続けます。

今回行ってきたのは、武生駅から歩いて5分ほどのところにある「ヨコガワ分店」。

「分店」があるから「本店」があるかもしんないけど、よく分かりません。

途中で前回訪問した「いろは本店」の前を通過。

んん、こちらのお店の店名にも「本店」が入っている。

もしかして武生の飲食店は本店やそこからのれん分けしてもらった支店(分店)が多いのかもしれない(確認とってません)。

 

 

ヨコガワ本店に到着。お店は開店したばかりで先客ナシ。

奥の方のカウンター席に座らせてもらう。

料理は串カツやハムエッグといった酒のアテ系からボルガライス、かつ丼といった飯系までいろいろとある。

注文は最初からボルガライスと決めていたけれど、すぐ注文してボルガ目当てのお上りさんと思われるのも癪なのでメニューを見ながら注文を検討するフリを20秒ほど(観客ゼロ)。

その後、女性の店員さん(店主の奥さん?)に重々しくボルガライスを注文。

店員さんが厨房内にいた店主と追われる男性に注文を通すと、店主はただちに調理開始。

店主の動きに無駄がない。

店主 かなりの手練れ、とみた ( ゚Д゚)

ボルガに対する期待値が上がる。

 

 

10分ほど待つとボルガライスが運ばれてきた。

紡錘形にきれいにまかれたオムライスの上にカツレツが絶妙のバランスでのせられている。

ああ、その形はまるでストーンヘンジ!! ( ゚Д゚)

このデザイン、このバランス感覚、やはりここの店主は只者ではなかった!

こんなきれいなブツにスプーンを入れるのは気が引ける。

でも、食べるにはスプーン入れないと。手づかみはさすがいナイナイ (/・ω・)/

オムライスの形を崩さないように、慎重に、慎重に。

 

 

まあ、きれいに切れた。

いよいよ食べる。

マイウー!!! ( ゚Д゚)

(死語か。あの俳優さん(コメディアン?)最近みないな)

ドミグラス系でしっかり味付けされたオムライスと揚げたてのカツ。

テッパンのコンビネーション、なのである。

ついガッツいてしまい、あっという間に完食。

うまかった。

会計を済ませて店を出ようとすると、厨房から店主が「ありがとうございました」

初めて店主の声を聞いた。

 

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