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事務所に弁護修習に来ている司法修習生が「おしゃれな」餃子の王将に行ってみたいという。

餃子の王将なんか行かない、というセレブな方々はご存じないと思うが、餃子の王将にはフツーの王将とオサレな王将がある。

オサレな餃子の王将が、

☆彡GYOZA OHSYO☆彡　🥟

なのである。

京都だと烏丸御池の交差点から一筋西に行ったところにGYOZA OHSYOがある。

さてこの日、10時に裁判所で裁判期日があり、被告が欠席したのであっという間に手続きが終わり、裁判所を出たのが10時10分。

修習生の当事務所における弁護修習はこの日が最後。

この日にオサレなGYOZA OHSYOに連れて行ってあげないと、この次の機会はない。

オジサンとしては将来、同業者となる修習生の希望はぜひ叶えてあげたい。

でも、この時間に修習生をGYOZA OHSYOに連れて行くのは大きな問題がある。

それは、

王将では午前11時にならないとビールが飲めない！　(T_T)

もちろん、ビールを飲むのはオジサンのほうで修習生ではない。

この日は昼から来客もなくビールを飲んでも問題ナッシング。

オジサンとしてはビールが飲みたい。でもこの時間に行くとビール飲めない・・・・

裁判所からGYOZA OHSYOまでは歩いて10分ほどなので、お店についたら10時20分。

ビールを飲むにはGYOZA OHSYOで

40分以上ねばる必要がある　(T_T)

いや、自分一人なら定食なんかを頼んで40分ねばる（居座る、というべきか）ことはやってやれないことはない。

しかし、定食を注文してから牛歩戦術のように40分かけて定食を食べ、その後おもむろにビールを頼むオジサンを見て修習生がどう思うのか、オジサンもおぼろげながら想像がつく。

この人・・・ヤバくない　( ﾟДﾟ)

オジサンはどう思われてもいい。しかし、同業者が全部オジサンのようだと修習生が思い込んで、将来を悲観して転職なんかされても困る。

粘ってビールを頼むべきか、頼まぬべきか・・・・

ツービー、オア、ノッツービー・・・・

そうこうするうちにGYOZA OHSYOに到着。予想どおり10時20分。

テーブル席に案内されるとテーブル席の上にメニュー。

注文を迷うフリして10分くらい稼げないかと思ったけど、修習生はすぐに注文が決まったみたい。

ここで注文に10分もかけると

この人・・・・グズすぎる　( ﾟДﾟ)

なんて思われるに違いない。

やむなく、ホントにやむなく、天津飯セットを注文。10時25分。

でもこの時にはまだ一縷の望みがあった。

厨房のスタッフが調理に手間取り料理が出てくるまで15分くらいかかるとか・・・・

しかしながら、10時30分、なんと天津飯セットがテーブルに運ばれてきた。

なんでなん？なんでこんな料理運ばれるの早いん？？

あぁー客オレたち2人だけやん！！！　( ﾟДﾟ)

そら早いわなぁ。客2人だけやと・・・

それでも、ゆっくり食べれば何とかなる？？？

コロナ前なら会話を楽しみながらゆっくり食事を味わうこともできた。

でも、今は

黙食（も・く・しょ・く）やん！！！　( ﾟДﾟ)

黙って食べてたら天津飯セット、おおよそ10分で食べ終わった。

時計を見ると10時45分・・・・・

これ以上GYOZA OHSYOにとどまる理由、オジサンに思いつかない。

会計を済ませてお店を出る。ビール、今度一人で来た時たのも。

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