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15時過ぎに宮崎での仕事が終わった。
翌日は長崎県佐世保市でセミナーの講師を務めなくてはならない。
佐世保へ一番早く移動できるのは、宮崎から福岡まで飛行機を利用し、博多から在来線特急の「みどり」に乗車する方法である。
が、そんな移動方法だとぜ~んぜん面白くない。
そこで、まず宮崎駅から鹿児島中央駅まで特急「きりしま」で移動して、鹿児島中央駅から博多駅まで九州新幹線を利用することにした。
このルートだとその日は博多までしか移動できないが、翌日、始発の「みどり」に乗れば佐世保のセミナーに間に合う。
16時22分発、宮崎発鹿児島中央行の「きりしま13号」に乗車。
この区間に乗るのは5年ぶりか。
車両はJR九州自慢の787系。前日、大分から宮崎まで乗車した「にちりん11号」も787系だった。
九州新幹線が鹿児島中央と新八代の間で先行開業した時、新八代から博多まで乗客を運んだ「リレーつばめ」が787系のデビュー。
大好きな車両だけど、営業運転開始から30年経ってさすがに古さが目立ってきた。
きりしま13号、2時間10分かけて18時31分に鹿児島中央駅に到着。
時間があったら天文館でラーメン食べたかったけど、残念、博多に向かう「さくら406号」の発車時刻は19時6分。
さすがに30分で天文館往復はないので駅構内で簡単な晩飯を済ませることにした。
立ち寄ったのは九州新幹線の改札内にある「パティオ鹿児島」というお店。
博多に着いたら居酒屋にでも行こうと思っているので軽めにうどんでも食べることにする。
看板になってるメニュー最上段には「豚軟骨うどん」と「つけ揚げうどん」の写真がでっかくのっかっている。
「豚骨」でもなく「鶏軟骨」でもない「豚軟骨」に大きく惹かれる。
「つけ揚げうどん」はどうやらさつま揚げがトッピングされたうどんらしい。
豚軟骨うどんに決定。食券を購入してカウンターの中にいるおばちゃんに手渡す。
客はオレ一人。
隣の売店の店先にあるベンチでオジサンが紙コップに入ったビールを飲んでる。
つまみ、なし。なんかわびしそう。
でもよく考えたら駅のうどん屋で晩飯食べてるオレも傍から見たら十分わびしそうか・・・
豚軟骨うどん、到着。豚の軟骨、想像以上にデカい。
わかめ、かまぼこ、そして上から分葱がふりかけられている。
持ち重りがする豚軟骨を箸でつまみ上げ、ひとくち。
ウマい ( ゚Д゚)
口の中で豚軟骨がハラハラとくずれていく。
これ単品でも酒のアテやご飯のおかずになる。
さすが、豚骨の本場、鹿児島。駅のうどん屋でこんなうまい豚軟骨が食べられるとは。
ただ、うどんは自己主張の少ない立ち食いうどんタイプ。お汁はかなり甘め。
わかめ、かまぼこ、特に言及する必要性を認めない・・・・
でも、豚軟骨のおかげ平均点爆上がり。
ちゃんとした料理屋で豚軟骨が出てきても感動しなかったと思うけど、駅のうどん屋での出会いは感動もの。
鶏頭となるも牛後となるなかれ豚軟骨。
鹿児島、バンザイ! ビバ!鹿児島!!
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