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離婚や遺産分割といった家事事件の代理人を務めることが多いので、京都家庭裁判所に出向くことが多い。

午前、午後と調停や法廷が続くと、必然的に家庭裁判所の周辺で昼めしを食べることになる。家裁めし、である。

 

すぐそばに鴨川の河川敷があるので出町にあるファミマで弁当を買って河川敷で食べることもできる。

ただ、夏の日差しがきついときは日向のベンチで弁当を食べるのはしんどい。

紫外線によるお肌のシミも気になる年頃になった(すでに手遅れであるが・・・)。

上空には弁当を狙うトビがいつも旋回している。

 

木陰にあるベンチは競争率が高く、昼時は大抵先客が占領している。

したがって、ファミマ訪問→弁当及び飲料購入→河川敷に降りてベンチの確保→弁当等の喫食は曇りの日だけ。

晴れて紫外線のきつい日は出町柳界隈で昼めしを食べるお店を探すことになる。

 

 

今出川通を西に進めば同志社大学、東に進めば京都大学があり、それぞれ学生目当ての松屋や吉牛といったチェーン店があるけど、出町柳にはそうしたチェーン店がない。

必然、個人経営のお店に行くことになる。

今回行ってきたのは「燕燕」というお店。

御所の北東、烏丸通に面していて、外からだと分かりにくいが奥行きがそこそこある。

 

12時過ぎにお店に入ると入口すぐ横の2人掛けのテーブル席に案内された。

お店は厨房担当の男性と、接客担当の女性の2人で回している様子。

メニューを確認すると日替り定食がAとBの2種類。

どちらも同じ内容になっていてお値段も同じ900円。

AとB、具体的な中身は、カウンターの上に手書きで書き出されている。

この日の定食2種は、豚肉甘酢あんかけと、鶏の山椒ピリ辛炒め。

 

う~~ん こういうのホント困る。

客が定食を選べるようにしているお店の好意はよく分かる。

分かるけど、中途半端に2種類あるとホントに選ぶことができない。優柔不断なオレ。

 

豚肉がよくて鶏肉がダメなわけない。

甘酢あんかけがよくて、山椒ピリ辛炒めがダメなわけない(あ、これは客によってはダメなこともあるか・・・)。

迷いに迷って、最後はエイ、ヤで鶏の山椒ピリ辛炒めに決定。

女性の店員に注文を伝えると直ちに奥の厨房に注文が伝達される。

 

 

10分ほど待つと注文した料理が運ばれてきた。

メインの鶏肉山椒ピリ辛炒め、ご飯、卵スープ、サラダ、漬物、そしてデザートの杏仁豆腐。

想定外の皿数の多さ。これで税込み900円はお値打ちではないかい、と思う。

 

鶏肉、食べる。確かに山椒が効いてピリっとする。ご飯がすすむ君。

卵スープ、味薄め。サラダ、ふつう。漬物、ウマい。杏仁豆腐、食うの何年振り???

皿数は多いが量はそれほどでもないので男だと少し物足りないかも、と思いながら食べたが、最後はマンプク。

女子なら皿数(料理というべきか)の多さで大満足か。

ごちそうさまでした。

 

 

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