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思い起こせば今から30年以上前、中学生だったオジサンは友達の勧めで生まれて初めてドクターペッパーなる炭酸飲料を飲んだ。
初めて飲んだドクターペッパーは、何ともいえない味がして、コーラやファンタを飲みなれていたオジサンでも素直にウマいとは言えなかった。
中学校の中でもドクターペッパー肯定派は一部で、ほとんどの生徒は一回飲むとそれっきり、リピしなかった。
それから幾星霜、月日は流れここ何十年もドクターペッパーのことはすっかり忘れていた。
ところが先日、自販機前を通り過ぎようとした際、何とも言えぬ違和感を感じて足を止めた。
改めて自販機を見直すと、コーラやファンタに並んでドクターペッパーがちょこんと一つ。
何十年ぶりの再会であろう。
さっそく130円を出してドクターペッパーを一つ求めて帰宅した。
缶には「20種類以上のフルーツフレバー」などと書いてある。
そうか、中学生の時に感じたコーラやファンタにはない独特の味わいは20種類以上のフルーツフレバーが原因だったのか。
改めてダークチェリー色の缶を眺めてみると、色使いもデザインもなかなかイイ。
普通なら35缶の炭酸飲料は缶のままで飲むのだが、邂逅を懐かしみながらグラスを使って飲むことにした。
グラスにドクターペッパーを注ぐと色味は缶の色そのもの。
さっそく一口飲むと、30年以上前に味わった風味が口中にひろがる。
うん、この味、である。
味わいは記憶を呼び戻し、ドクターペッパー肯定派は男子テニス部の連中ばかりだったことが思い出された。
日本コカ・コーラのHPによれば、
「アメリカでもっとも古い炭酸飲料「ドクターペッパー」は、1885年、ウェード・モリソンと彼の経営するドラッグストアで働いていたチャールズ・アルダートンにより、米国テキサス州のウェイコで誕生しました。」
「製品名の由来は、モリソンの義父にあたる医師チャールズ・ペッパー博士にちなんだものと言われています。」
大人になってから初めて飲んだドクターペッパー、確かにアメリカ最古の炭酸飲料の味がした。
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