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今回は不貞行為の証拠収集についてご紹介します。

〇ホテルに入る写真、出てくる写真

利用しているホテルがシティホテルなどの場合は、ホテルで性交渉をしていないと反論される場合があります。

一方で、利用しているのがラブホテルだったりするケースや、ホテルを利用する頻度が高いケースなどは性交渉を推認させる有力な間接証拠になります。

〇ホテルを利用した際のクレジットカードの利用明細や領収書

入手できれば間接証拠となります。

しかし、不貞行為が発覚することを警戒して現金払いにしていたり、領収書も破棄しているので入手は困難といえます。

〇浮気相手からの手紙やプレゼント

こちらも入手できれば間接証拠となりえます。

ただ、ふつうは自宅に持ち帰ることはせず、会社や自分だけが使用する車の車内などに保管していることが多いと思われます。

過去に扱った事件で、休日に妻が夫が仕事に使う車のトランクを調べたところ、不貞行為の相手と一緒にゲームセンターで手に入れたと思われるぬいぐるみが多数発見されたということがありました。

〇SNS（LINE、Facebook）での浮気相手とのやりとり

LINEなどのやり取りはスマホで写真を撮っておきます。

こうした写真もあくまで間接証拠に過ぎませんが、内容や添付されている写真によっては有力な間接証拠になりえます。

ただし、不貞行為を始めるとパスワードを変更するなどして妻（夫）からシャットアウトすることが多いので決定的な証拠の入手は困難なことが多いかもしれません。

〇興信所の利用

興信所の利用については、請求が高額になることもあり、慎重に検討する必要があります。

依頼をする場合は、少なくとも業務内容と費用を予め確認した上で、できるだけ複数の興信所から相見積をとることがお勧めです。

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