ブログ
四条高倉の交差点から高倉通を南に下がると、仏光寺通で佛光寺にぶつかり、高倉通は仏光寺を回り込むようにしてやがて高辻通にたどり着く。
高辻通から高倉通は元に道筋に戻り、松原通、万寿寺通を超えてやがて五条通にいたる。
ここまで、京都市内の地理を知らない人が読んでもまるでちんぷんかんぷんな話。
今回行ってきた「ますや」は、高辻通から松原通にいたる高倉通り沿いにお店がある。
これまでますやの前は何度となく通ってきたはずだが、お店に気づかなかった。
ところが、五条通にある税理士さんの事務所を訪ねた帰り、昼時にますやの前を通ると近所のビジネスパーソンらしい人たちで店頭に人だかりができている。
どうやらみなさん持ち帰り弁当の出来上がりを待っているようである。
その時はそのままやり過ごして事務所に帰ったが、改めて食べログで調べてみるとレトロな洋食屋さんであることが判明。早速日を改めてお店に行ってみることにした。
混み合うのを避けるために開店時間の11時にお店に入る。
開店時間に入ったにもかかわらず先客すでに1人。焼きめしのようなものを既に半分ほど食べている。
お店を切り盛りするのは調理担当のご主人とそして奥さん。
カウンター席に座り置いてあったメニューを検討。
ミンチカツセットと最後まで迷ったがランチB760円を注文。
注文を受けたご主人がフライパンをコンロにかけて調理開始。
料理ができるのを待っていると、持ち帰りの予約の電話が何本かかってきて奥さんが注文を捌いている。
やがてご主人がお待たせしましたといってランチBがカウンター越しに配膳される。
由緒正しいアルミのお皿に盛りつけられた洋食のセットである。
ミンチカツセット見たことないけど、おそらくランチBが正解。
海老フライ、小ぶりなハンバーグ、鶏の唐揚げ、スパゲッティナポリタン、ハムサラダ、マカロニ、そしてこちらも由緒正しくウサギの耳にカットされたリンゴが付け合せにつく。
ウサギの耳にカットされたリンゴ、久しぶりに見た。子どもの頃のお子様ランチ以来?
まずはハンバーグをひと口。小ぶりだがにくにくしいハンバーグである。
海老フライとちょんとのっかったタルタルソースの相性も抜群。
鶏の唐揚げも手抜きされていない。
箸休めのナポリタン、ハムサラダ、マカロニも丁寧に作られていることが分かる。
食べてみて改めてランチBが正解であったことを確信。
食べてるうちにいつの間にか店内が込んできた。
カウンターだけの小体な店ゆえ、昼時の長居は禁物。
勘定を済ませてお店を出ると、店頭には過日目撃した持ち帰り弁当を待つ近所の人たちが所在なさげに立っていた。
ごちそうさんでした。
その他のB級グルメブログは
お問い合わせ・ご相談予約





