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今回は「自家製麺 天狗」。お店は法務局にある荒神口のすぐそば。河原町通りに面している。
京都家庭裁判所に向かう途中、お店の前を通ることになるが、ずいぶん前から気になっていた。
お店の前には木造の立派な「出店」があり、入口上にかかった扁額もなかなか立派。
なんかウマい店に共通の空気を感じる。
今回は午前中に京都家裁の調停が終わったので、事務所への帰りに寄ってみることにした。
お店の営業は11時半から。12時前に暖簾をくぐると初老の男性がひとりでうどんをすすっている。
対応してくれた店員さんがどこでもいいと言ってくれたので、テレビがよく見えるテーブル席に着席。
壁にメニューの短冊には定番の「なべやきうどん」と並んで「ささめん」が並ぶ。
恥ずかしながらこの年になるまでささめん知らなかった。もちろん食べたこともない。
急いでググると「細めの中華麺」であることが判明する。
「霜降りうどん」と「霜降りささめん」、麺が違うのかと店員さんに尋ねると、霜降りささめんは麺鉢に入っているとの説明。
麺が違うのではなく、容器が違う???
少しばかり混乱したが、ここで重ねて質問するのもはばかられるので、よく分からんが「霜降りささめん」を注文。
ちなみに、霜降りささめん、霜降りうどんとも税込1050円。
普通うどん屋の値段上位に君臨するなべやきうどん980円より70円高い。
しばらく昼のワイドショーを眺めていると、初見!霜降りささめんが運ばれてきた。
ささ麵と一緒にペースト状になった唐辛子が入った容器がやってきた。
謎だった霜降り、大根おろしを予想していたが、その正体はかす汁。
具はえび天、鶏肉、お揚げさん、大根、人参、そして麺の上に鮮やかなネギがのせられている。
お汁をひと口。出汁がよく効いている。
何かしみじみウマい。
しばらく食べて味変のためにペースト状の唐辛子を投入。
辛い物好きなので少し多めに投入した。
しかし、これ失敗だった。ペースト唐辛子、予想をはるかに超えて辛い!
それでもしばらく食べすすむと顔と頭の汗腺から大量の汗が噴き出してきた。
ペースト唐辛子おそるべし!
残せばいいのにお汁がおいしいのでほとんど飲み干してしまう。
当然ながら投入したペースト唐辛子も飲み干すことになったので、最後はもう汗まみれで、狂おしいようなひと時になってしまった。
お店に行ったのは3月なのに服は汗だく。
家裁からの帰りでよかった。この状態では調停出席不可。
唐辛子で少し失敗したが、霜降りささめんは大成功。
またぜひ行ってみたい。ごちそうさんでした。
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