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広島について小腹が空いている時によく利用させてもらう驛麺屋。

広島駅のエキナカ。新幹線の在来線乗換え口を抜けるとすぐ右手に見えてくる。

広島カープの調子がいい時はよく「がんばれカープ赤うどん」410円を頼んでいた。

麺が赤色で「映(ば)える」立ち食いうどん。

でも「ばえ」を気にする若い子の姿はあまり見かけない。

 

 

見かけるのは自分と同じ世代のオジサン、そして時どきオバサン。

時どき「がんばれカープ赤うどん」をガラケーで激しく写メしているオジサンを見かけるが、「映え」を気にする若い子との大きな違いは写メのオジサン、皆一様に険しい表情をしている。

皆一様、謹厳かつ厳粛な表情でカシャカシャやっている。

みんなFBやTwitterにアップするときのコメント、部下受け、子ども受けするように頑張って考えているんだろうな~と思う。

 

さて今回は前は見かけなかったニューフェース、「三ツ矢そば」。

「そば」と書いたが、もちろん「うどん」もオッケー。

 

 

三ツ矢は言わずもがな、毛利元就の三本の矢にかけたネーミングだろう。

毛利元就の方は、嫡男毛利隆元をはじめ、 次男毛利元春(吉川元春)、 三男 小早川隆景に対して兄弟の結束の重要性を解いた逸話。

一方、驛麺屋の方は、がんす天ぷら、お揚げ、そして肉そば・うどん用のお肉。

こちらのラインナップ、なぜこの三品が選ばれたのかは不明。

おそらく「三ツ矢」というアイデアが先にあって、三品は適当に決められたと思われる。

 

 

早速そばを手繰り、汁をすすって、がんすの天ぷらをひと口。

固い・・・・

どん兵衛の天ぷらそばの天ぷらをそのまま齧ったのと同じ。

ただし、どん兵衛の天ぷらはメーカーがそのまま食べるのもアリ、としているようにサクサクしているが、がんすの天ぷらにサクサク感は感じられない。ただ、ただ、固いだけ。

 

がんすの天ぷらは一旦湿潤化を図るため麺の下に浸け込むことにして、次はお揚げをひと口。

冷たい・・・・

冷蔵庫から出したお揚げを加熱せず、とりあえず面の上に載せました、的な冷たさである。

 

最後の望み、お肉。

こちらは最初からお汁に入っていたので十分に温められている。

が、それでも冷たい部分も感じられ、温めはなお不十分と言わざるを得ない。

 

残念ながら驛麺屋の三ツ矢は三つ束ねてもポッキリ折れてしまった。

でも、まあ、ネーミングに免じてこれ以上のことは言わない。

ちなみにそばとお汁、どちらも自己主張のない立ち食いそば屋の正統派であった。

 

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