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今回の聖地巡礼シリーズは地元京都の北白川が発祥の天下一品である。
今では珍しくないが、天一といえば元祖こってり系ラーメン。
現在は、こってりとあっさりのスープを混ぜた「こっさり」や、「味がさね」など色々なスープのバージョンがある。
創業者は屋台のラーメン屋さんから天一をここまで大きくした。
そういえば創業者と思われる人物が屋台を引いて登場するテレビCMを見た記憶がある。
と、ここまで訳知り顔で天一を語ったが、ホントのことをいえばこれまで天一に行ったのは一度だけ。
リーマンのころ、飲んだ後の〆に同僚と一緒に終電の時間を気にしながら天一でラーメン(おそらく「こってり」)を食べたのが唯一の天一体験。
そんな天一ビギナーが今回訪問したのが恐れ多くも天一フアンの聖地、京都は北白川にある総本店。
店の前は車で何度も通りかかったことがあるが、店に入るのはもちろん初めて。
この日、昼から京都家裁で調停があるため、少し早めに事務所を出て、天一総本店経由で京都家裁に向かうことにした。
天一総本店は京都造形芸術大学改め京都芸術大学の近所にある。
最寄駅は叡電(叡山電鉄)の茶山駅だが、いつものように歩いて向かうことにした。
グーグルマップで距離を調べると約7キロ。
天一総本店での滞在時間や、そこから京都家裁に移動する時間を考えると1時間10分ほどで到着する必要がある。少し気が急く。
事務所を出て地下道を通り河原町。信号を避けるため四条大橋から鴨川沿いを歩く。
今出川から今出川通を東に進み、京大北門前を通って後は北白川の住宅街を信号を避けて歩く。
かなり急いで歩いたつもりだったが、想定以上に時間がかかっている。
最後は小走り。途中で俺ナニやってんだと自分の行動に疑問を持ったが、ここで小走りを止めてしまうとこれまでの時間が無駄になる。
途中でふと店の前に行列ができたいたらどうしようと、ホントなら行動する前に想定すべきリスクが頭をよぎる。
どうにか天一到着。事務所から1時間20分経過。
天に願いが通じたか、店の前に待ち人おらず。店員さんにカウンター席に案内される。
注文は、総本店限定の牛すじキムチラーメン1140円。
コロナ前なら裁判所に行く前に食べれなかったにんにく多用メニュー。今はマスクのおかげで食べることができる。
牛すじキムチラーメン到着。さっそくスープをひと口。
ウマい。そして、濃い。
ただ、スープの濃さ、思ったほどではない。想定内。いや、想定以下か。
麺を手繰る。そしてキムチと牛すじ。
こちらは想定以上の量。スープの下に大量のキムチと牛すじ。
ウマい、が、気が急く。
店に来る途中小走りになったこととキムチの相乗効果で発汗が止まらない。
スープをすすり、麵を手繰り、その合間に滴る汗をハンカチで拭う。
もう狂わしいようなひと時。
麺、キムチ、牛すじ、完食。スープも丼底1cmほどを残して飲み干した。
天一総本店。そこで出会ったラーメンは素晴らしかった。
ただ、もう少し事務所を早く出ていれば、もっといい出会いができたはず。
この後、京都家裁に移動して夕方まで調停。くたびれた一日。
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