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【国技館サービス 国技館やきとり】

2020年10月 東京駅・駅弁屋祭・グランスタ東京店で購入(700円)

 

 

ご存じのとおり、スーパーのレジ横には、ほぼ漏れなく「ついで買い」コーナーともいうべき陳列棚が設営されている。

ガム、あめ、チョコレート、さらには乾電池や自治体指定のゴミ袋など。

レジの行列に並びながら観察していると、ちょくちょく手を伸ばしている客がいるので、ついで買いコーナーの設置はある程度お店の客単価向上に貢献しているのであろう。

しかし、自分の場合、ついで買いの棚に手を伸ばしたことはない。

スーパーの策略に踊らされてたまるか、との気概をもって、手を出すことを戒めている。

 

話が替わって東京駅の駅弁屋祭。

駅弁を物色した後、レジに並んで清算する段取りとなる。

 

少し話がそれるが、駅弁屋祭ではどのレジの行列に並ぶのか、慎重に検討する必要がある。

慣れない客は前に並んでいる客の数だけで並ぶレジを決めているようだが、それではいけない。

買い物かご一杯に駅弁を積載している客がいたりすると人数が少なくても行列の消化に予想以上の時間を要することになる。

あと、地方から出てきた観光客が並んでいる列も避ける必要がある。

そうした客は現金で清算する可能性が高いので、クレジットや交通系カードでの清算が多いビジネスパーソンより会計に時間がかかる。

したがって、駅弁屋祭では3つの要素、すなわち「行列の人数」、「前の客が持ってる駅弁の数」、「前の客の属性(地方の観光客かビジネスパーソンか等)」を瞬時に判断して並ぶ列を決める必要がある。

 

さて、自分の番が回ってきてレジの前にすすむと、遅い時間でもない限り必ずレジ横に積み上げられているのが北海道は阿部商店の「いかめし」と、今回ご紹介する「国技館やきとり」である。

 

 

会計をする時点では自分はすでに駅弁を一つ確保している。

京都までの2時間20分の乗車時間では駅弁一つ、そして35缶の角ハイボールとビールがあれば飲食は十分事足りる。

よしんば不足してもそれは「飲」すなわちアルコール関係であって、「食」が不足することは考えられない。

少なくとも自分の過去の経験のなかで、駅弁を食べた上でまだ新幹線の車内で何かを食べたいと思ったことはない。

 

以上のことは十分に頭では理解できている。

しかし、である。

かなり高い確率で「国技館やきとり」を駅弁に追加してしまうのである。

スーパーのついで買いには手を出さない自分が、国技館やきとりには手が出るのである。

 

万一新幹線で食べ物が不足したら車内販売に頼るしかなくなるが、混んでると車内販売がやって来なかったり、来ても気の利いた軽食(そんなものがあれば、だが)が売り切れたりしているし・・・

余れば家族への土産にすればいいし・・・

こうしたことを自分に言い聞かせ、この日も国技館やきとりを駅弁に追加してしまった。

そして、やはり新幹線で食べることなく京都に持ち帰り、自宅で食べることになったのである。

国技館やきとり分、完全に余分なカロリー摂取。

国技館やきとり追加購入問題については学習能力0。耐性0。

これからもわずかながらではあるが、国技館やきとりの売上向上に貢献するのであろう。

 

 

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