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前回、松屋心斎橋店で牛チゲカルビ焼肉膳を頼み、ワイシャツにチゲスープのイエローステインをプリントしてしまった。

白のワイシャツにイエローステインの残像がトラウマとなり、しばらく松屋から足が遠のいた。

しかし、牛リブロースのカットステーキが期間限定メニューに投入され、発売記念の期間限定ご飯大盛無料キャンペーンの終了が迫ってきたため、事務所近くの松屋四条烏丸店に行くことにした。

 

 

入口の窓ガラスには牛リブロースのポスターが一番目立つ場所に張り出されている。

ポスターには、ステーキ皿を覆いつくす牛リブロース、そして「ペシャメルソースの絶品マカロニ」が写真付きで紹介されている。

「ライス大盛無料」の文字を確認しながら店内へ。

食券を購入し、無料のほうじ茶を自分でいれて座席で番号が呼び出されるのを待つ。

 

 

5分待つと自分の番号が自動音声で読み上げられたのでカウンターで牛リブロース、ご飯、そしてみそ汁が乗ったトレーを受取り座席に帰還。

それにしても、である。

入口の写真と違ってステーキ皿にはずい分と隙間がある。

全体の5分の1ほどでステーキ皿の表面が露出している。

さらに写真では牛リブロースが整然と盛り付けられていたが、実際のブツは牛リブステーキの盛り付けがずい分と乱雑、である。

調理時間短縮のため、牛リブロースをフライパンからステーキ皿に投げ入れて、そのまま客にサーブしているのかもしれない。

 

 

しかし、料理の容姿より味重視系の松屋ウオッチャーとしては味に期待して牛リブロースをまず一口。

・・・・

味がうすい・・・

最初のひと口でこの牛リブロースでは大盛無料のご飯を持て余すことが確信できた。

念のため「ペシャメルソースの絶品マカロニ」にも箸をつけるが、所詮付け合わせのマカロニ。

とても主役の牛リブロースの役不足を補うほどの力はない。

 

 

こうなると、後の頼みは卓上に配された無料の調味料である。

松屋では卓上に「焼肉のタレ」、「バーベキュー」、「ポン酢」が常備されている。

あと七味唐辛子もあるので、これらの調味料を使い頼りにならない牛リブステーキを食べる。

 

まずは焼肉のタレ。牛リブステーキがぜんご飯のおかずになるが、パンチがない。

バーベキュー。味がぼんやりして牛リブステーキのご飯のおかず化50%。そして少し辛い。

ポン酢。牛リブステーキとの相性自体悪くないが、所詮ご飯のおかずには向かない。

仕方がないので、途中からは焼肉のタレとバーベキューを1対1でブレンドし、そこに七味唐辛子を混ぜ込んだソースで牛リブステーキを食べ切った。

 

今回は、牛リブロースを食べたというより、久しぶりに松屋の調味料を堪能することになった。

これで830円。やはり少しばかり高い。

ごちそうさんでした。

 

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