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ときどき、無性にドムドムのハンバーガーが食べたくなる。
マックやモスのハンバーガーにはこうした症状が現れないが、ドムドムには、ある。
しかし、現在、ドムドムのハンバーガを食べることは簡単ではない。
すでに京都府下に店舗はなく、比較的簡単に行けるのはJR吹田駅前にあるイオン吹田店である。
実質的に日本最初のハンバーガーチェーンとして誕生し、親会社ダイエーの興隆に伴って一時は400店近くまで店舗数を拡大したドムドム。
しかし、その後のダイエーの失速、イオン子会社に伴いドムドムもシュリンクを続けて現在に至る。
それでも子どものころ、安いハンバーガーと言えばドムドムということでお世話になったオジサン。
現在でもドムドムを応援している。
さて、今回、イオン吹田店で食べてきたのは「丸ごと‼カニバーガー」。
登場した当初、売切れ続出で食べる事叶わず、半年遅れの対面となった。
入口外に貼られたポスターで丸ごとカニバーガー(めんどくさいので‼を省略)が販売されていることを確認してからお店に入り、テイクアウトで注文する。
店内の椅子に座って出来上がりを待っていると、主婦らしい女性3人が入ってきて全員丸ごとカニバーガーを注文!
約1000円というドムドムとしては最高価格に位置するこのハンバーガが自分を含めて続けて4つも注文されたことにドムドムのしぶとさを感じる。
やがて自分の丸ごとカニバーガーが完成したことが店員から告げられる。
ブツを確認すると、なぜかドムドムの小旗が包み紙に張り付けられている。
さらに包み紙にはかわいいイラスト入りの「かに」のシールが。
1000円も出して購入したブツゆえ、期待が高まる。
さて、どんなカニちゃんと対面できるのか。
期待を込めて包み紙を広げると、バンズの間から小さなカニちゃんの小さな小さな爪が飛び出している。
さっそくその小さな爪にドムドムの小旗を差し込み、バンズを広げてご対面。
・・・・・・
あまりにも変わり果てたカニちゃんのお姿。
何かもう、シガニー・ウイーバーに火炎放射器で焼かれたエイリアンのようなお姿に・・・
哀愁漂う・・・バイッバイッ哀愁デ~~トゥ ああ蟹工船
お姿は見なかったことにして、バンズを閉じ、小旗を撤去。
蟹さん、小旗なんか持たせてごめん。
これまでのことはなかったことにして丸ごとカニバーガーにかぶりつく。
すると、大量の酸っぱ辛い謎のソースがバンズから染み出し、滴り落ちる。
服に着いたソースを慌ててウエットティッシュで拭き取ろうとするが、容易に跡を消し去れな。
蟹の呪い、おそるべし。
大量ソース漏出事件以降は、もう狂おしいような気持になって丸ごとカニバーガーを食べることになったので、どんな味だったのかほとんど記憶がない。
丸ごとカニバーガーとの出会いははっきりいって失敗だったが、これからもドムドム応援します。
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