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今回は世界の三大珍味の一角を占める「トリュフ」を食べに行ってきた。

ただ、キャビアやフォアグラなんかと違って、正直あまりありがた味のない三大珍味。

キャビア・フォアグラだと、食べる前に少しばかり構えたりするが、トリュフは安直なイタ飯屋なんかでもパスタの上に乗っかったりしていて、他の二つと比べるとお気軽に付き合える。

 

とはいっても、腐っても世界の三大珍味。

その黒トリュフをソースに使ったハンバーグを食べに行ってきたのがお馴染み、松屋の四条烏丸店。

事務所から歩いて5分で行ける行きつけ、である。

最近新しいメニューが登場するとかかさずに行っている。

 

 

入口には新しいメニューが登場すると張り出される新メニューのバナー。

「黒トリュフ」×「BEEF100%」がドーン。

店内の発券機でボタンを操作して「黒トリュフソースのビーフハンバーグ定食」の画面にたどり着く。

 

ポテトサラダの有無、ご飯の量の組み合わせで8択の中から、ポテトサラダなし、ご飯大盛にする。

発売記念で期間限定、ご飯大盛無料。

温かいホージ茶を自分で入れて料理の完成を待つ。

 

 

しばらくすると自分の番号が自動音声で読み上げられたので料理を取りにカウンターへ。

いよいよ黒トリュフとの対面。

席に座って改めてハンバーグを見てみると、ソースの中に黒トリュフらしき破片を多数発見。

一つ一つの黒トリュフも予想以上に大きめ。

 

さっそくハンバーグに箸をつけると、「肉」の味がしっかり感じられる。

ウマい、と言い切っていいハンバーグである。

ソースもこの値段で食べられるハンバーグソースしてはかなりのデキ。

 

 

ただ、メインの黒トリュフについては香り、食感いずれもほぼ0。

はっきりいうと、このハンバーグ定食は黒トリュフの力を借りなくても十分ウマい。

ただ、「黒トリュフ」と銘打っていなければこのハンバーグ定食を食べに行こうとは思わなかった。

 

ソースが予想以上にウマかったので、行儀は悪いが最後はご飯にかけて完食した。

黒トリュフの存在は感じ取れなかったが、黒トリュフのおかげで出会うことができた黒トリュフソースのビーフハンバーグ定食。

ごちそうさんでした。

 

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