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以前、このB級グルメブログで「ごく私的トンテキグランプリ」を開催したことがある。
そのときは豚々亭の「大トンテキ定食」が第2位の大阪トンテキの「トンテキ定食大」を僅差で破りグランプリに輝いたが、その時ダントツで最下位に沈んだのがわが松屋の「厚切り豚テキ定食」である。
個人的には「わが」松屋というくらい松屋に思い入れがある。
牛丼の値段といい、みそ汁がもれなく付いてくるサービスといい、ライバルの吉野家やすき家と一線を画した価値観を提供しているわが松屋。
そうした思い入れがあっただけに豚肉パサパサの「厚切り豚テキ定食」を食したときには
可愛さ余って憎さ百倍
そんな気持ちになったものである。
ところが、その松屋から「味噌漬けトンテキ丼 」なるものが発売されることをたまたま見たネットニュースで知ってしまった。
前回の「厚切り豚テキ定食」によって多くのフアンの期待を裏切った(であろう)松屋のリベンジか?
さっそく事務所からあるいてすぐの松屋四条烏丸店に行ってみることにした。
烏丸通に面した入口から入ると左右に食券の販売機がある。
「丼」のパネルにタッチすると「味噌漬けトンテキ丼」が表示され、付け合せにキムチかとろろを選ぶことができる。
少し迷って「味噌漬けトンテキ丼キムチ」。
発売キャンペーンでご飯大盛も並盛と同じ730円になっていたのでもちろん大盛。
客が選んだ料理は厨房に自動的に伝達される仕組みになっていて、客は自分の食券の番号が呼び出されるまでは席で待つことになる。
やがて自分の番号が呼び出されたので味噌漬けトンテキ丼、キムチの小鉢、みそ汁がのったトレーを受取って席に戻る。
ご飯の上に乗った2枚の味噌漬けトンテキ、乱雑に並べられ食べる前から形が崩れている。
なんか嫌な予感・・・・
さっそくトンテキを一口。
豚肉がパッサパサだった前回の「厚切り豚テキ定食」と異なり「味噌漬け」のおかげで豚肉にしっとり感がある。
しかし咀嚼をすすめるとやはり豚肉のパサつきを感じてしまう。
パサつきの原因は、豚肉の質もさることながら、豚肉の加熱しすぎにあると思われる。
チェーン店ゆえ、どの店員が調理をしても安全なようにマニュアルでしっかり豚肉を加熱するよう指定しているのだろう。
ただ、730円でトンテキ2枚、ご飯の大盛にキムチ、みそ汁が付くのだから文句をいったら罰が当たる。
ごちそうさんでした。
松屋、また来ます。
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