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半年ぶりの鎌倉、である。

今回は昼から横浜で仕事があるので、鎌倉に滞在できるのは2時間ほど。

いつも時間があるときは江ノ電のフリー切符を買って沿線を散歩するけど、今回はムリ。

そこで鎌倉にやって来るとほぼ毎回立ち寄る静雨庵で昼めしを食べて少し駅周辺をブラブラすることにした。

 

 

静雨庵、知ってる人は知ってると思うが(あたりまえか)結構な人気店なのである。

司法修習が同期で湘南で暮らしている女性に以前静雨庵の話をすると、お店のことをよく知っていて話が盛り上がった。

昼過ぎに行ったりすると入店待ちの客が行列を作っていて、結構待たされたりする。

そんなわけで静雨庵には開店時間の少し前に到着するようにしている。

 

今回も開店時間の5分前にお店に到着すると、すでにご近所らしいオジサンが2人並んでいる。

さっそく3人目のオジサンとして行列(といっても2人だが)の最後尾に並ぶことにする。

正味5分ほど待つとお店の人が暖簾を出して開店、となった。

その間自分の後ろに並んだ客3人。

自分が間違いなく一巡目でお店に入ることができるとき、自分の後ろの行列は長ければ長いほど得した気がする。

今回は並んでいた客はみんな一巡目でお店には入れたので5分並んで損した気分。

 

 

それでも前のオジサン2人はもっと長い時間並んでいたはずだと思うと損した気分、少しだけよくなった(どこまでも人間が小さいオレ)。

さて、静雨庵ではいつの間にかミソネギラーメンを注文することがデフォルトとなっている。

腹が減ってるときはミソネギラーメンと鶏の唐揚げとご飯が一緒になったAセットを追加する。

今回はそんなに腹減ってなかったのでミソネギラーメンのみ注文。

客の注文を聞いているとミソでない単なるネギラーメンが一番人気のよう。

今度来たら自分の殻をぶち破るために一度ネギラーメンを注文してみようとヶひそかに決意。

 

さて注文をしたわがミソネギラーメン、後から入ってきた客が注文した大盛ラーメンなどに順番を抜かされながらも10分ほどで運ばれてきた。

改めてわがミソネギラーメンをみると「華」がない。

全体にどよ~~んとした色彩である。

ラーメンはもともとそうした色彩の食べ物だが、新興勢力のラーメン店では海苔を使って立体感を出したり、白髪葱を散らして色彩の改善を図ったりすることが多い。

一方、静雨庵ではそうした方面への企業努力は行なわない方針らしい。

 

 

ラーメンは食べてなんぼ、アジで勝負や!なんて考えているかもしれない。

オジサンも店員がみな揃いのTシャツを着て頭にバンダナを巻き、客が入ると「ゴシンキ一名サン イッラッシャーイ!!」、注文が入ると「~イタダキマシター!!」と大声でがなり立てる店は苦手である。

静雨庵のミソネギラーメン、久しぶりに食べたが、やはりウマい。しみじみウマい。

鎌倉と古都繋がりの京都に店を出さないかと思うが、かなわぬ夢。

しかたがないので、これからも鎌倉にいって静雨庵のラーメンを食べることにしたい。

 

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