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この日は大阪の天神橋筋六丁目駅から長堀橋にある顧問先まで歩いて向かうことにした。
朝の9時台とはいえ日差しがきつい。
日本一長いといわれる天神橋筋商店街はアーケードは南森町でとうとう途切れてしまう。
通りの名前にもなっている天神橋では日差しを遮るものがなく容赦なく日光が照り付ける。
暑い・・・・オジサンには殺人的な暑さ・・・・
天神橋の交差点を右折し、北浜ネクスビルの裏を通って南に向かう。
北浜ネクスビルが大林ビルという名前で呼ばれていたころ、1年ほど勤務したことがあったので、このあたりにやって来ると昔のことが思い出される。
オジサンもあの頃は若かった。
ご飯お代わりし放題のとんかつ屋で、ローストンカツでご飯3杯、キャベツお代わり2回なんて普通だった。
今同じことをやると胸焼けしてたいへんである。
さて、中央大通りを西に進むとやがて堺筋本町に行きつく。
堺筋本町の交差点を少し手前で南に曲がると、妙にそそるお店を発見した。
まだ開いていないので食べログで確認すると、お店の名前は「ファイブペニー」。
後で必ず立ち寄ろうと決めてそのまま顧問先に向かうことにした。
顧問先での面談を終え、11時半、再び堺筋本町にやってきた。
早速お店に入ると入口すぐ横のテーブルに男女2名、奥のテーブルにオジサンひとりの先客あり。
店内はアメリカンなテーストで統一されている。
学生の頃、リゾ地バイトで長野の白樺湖にあるカントリーテーストなお店で2か月ほどアルバイトしたが、そのお店もこんな感じだった。
さて注文する料理を決めなくてはならない。
食べログの口コミ情報では甘口のカレーが紹介されていたが、メニューのクリームシチューライスが気になる。
自分の第六感を信じてバンダナを頭に巻いた店主にクリームシチューライスを注文。
注文を受けた店主、「トッピングは?」と返すので「いいです」というと、「いいの?」と再び返される。
何かトッピングをしないとダメな気がして、しばらくしてから「それじゃ~チキンカツをお願いします」とリクエスト。
気が弱いオジサンである。
注文を終えてやることがなくなった。
この日は文庫本の持参がなかったのでやむを得ずスマホでネットニュースをながめる。
大いなる時間の無駄。
それにしても料理が届くのが遅い。
炊飯器からご飯をよそって、その上にクリームシチューをかけ、揚げおきのチキンカツをのせれば3分ほどで出てくるかと思ったが10分を過ぎても料理が届かない。
チキンカツ、注文が通ってから揚げているのか。
まさかクリームシチューをこれから仕込むことはないだろう・・・・
やきもきしていると、やっとクリームシチューライスが到着。
満を持してスプーンで一口。
・・・・
ん~、なんて言っていいのか・・・お店には悪いけど家で作ったクリームシチューを翌日にご飯にかけて食べるのと同じ味である。
ハウスのクリームシチューの味と同じといっていいかもしれない。
(グリコだったらごめんなさい)
アメリカンテーストお店で日本の家庭の味を堪能すること10分。
勘定を済ませてお店を後にあとにした。ごちそうさんでした。
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