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今回はわがB級グルメブログの記念すべき500回!
第1回目の佐野ラーメンから思えば遠くへ来たもんだ。
やっぱり記念すべき500回目は地元京都、昭和5年創業の老舗「やっこ」をご紹介したい。
最寄駅は地下鉄烏丸線の丸太町駅。夷川室町東入ル。
まさに昭和の食堂といった外観。
この日は開店直後にお店に入ったので先客0。
好きなお席にと言われたので窓際の4人掛けのテーブルに座らせてもらう。
外観だけでなく、お店の中も昭和が漂う。
お茶を持ってきてくれたお店の人に頼んだのは「キーシマ」と衣笠丼のセット890円なり。
さて、知ってる人は知ってるけど、知らない人は分からない「キーシマ」。
正体はうどんの出汁に中華麺が入れられたもの。
ネット情報によると名前の由来は、中華麺が黄色いので「キー」、かけそばを「シマ」といっていたので黄色いかけそばで「キーシマ」。
やっこ独自の符丁である。
ちなみに「衣笠丼」は、油揚げとネギを玉子で綴じたもので京都市内にある衣笠山に見た目が似ているのが名前の由来と言われている。
注文して10分ほどするとキーシマ、衣笠丼がテーブルに運ばれてくる。
キーシマのネギは別皿で提供され、お店の人が山椒で味見てください(調整してください)と丁寧に教えてくれる。
さっそくキーシマにネギを盛り、少し味見してから山椒を振る。
やさしいたおやかなお味。
いっぽうの衣笠丼、こちらは味付けがしっかりしていて、キーシマといい組み合わせ。
付け合せの黄色いたくあん時々ポリポリがいいアクセントになる。
食事中、後から入ってきたお客さんは、お店の人との会話からほぼ全員常連さん。
常連さん度は高いけど、お店の人は常連さんと一見さんも分け隔てなし。
やっこ、いいお店でした。
ごちそうさんでした。
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